VMwareがmacOS 10.14.6 Mojaveアップデート後に仮想マシンのパフォーマンスが低下する問題を軽減した「VMware Fusion 11.1.1」をリリースしています。詳細は以下から。
仮想化ソリューション「VMware」シリーズを開発&販売している米VMware, Incは現地時間2019年08月08日、Mac用仮想化クライアント「VMware Fusion v11」の最新バージョンとなる「VMware Fusion v11.1.1」をリリースしたと発表しています。
VMware Fusion 11.1.1 は無料アップデートで、すべての VMware Fusion 11 ユーザーに推奨されます。この VMware Fusion のリリースには、次の変更点が含まれています。
- macOS 10.14.6 ホストでの仮想マシンのパフォーマンスの問題を軽減します。
詳細については、VMware Fusion リリース ノートを参照してください。 https://docs.vmware.com/jp/VMware-Fusion/index.html
リリースノートより
Fusion v11.1.1では、Appleが現地時間2019年07月22日にリリースした「macOS Mojave 10.14.6 (18G84)」アップデート後、メモリ2GB以上で暗号化した仮想マシンのパフォーマンスが著しく低下する問題が大幅に緩和されているそうですが、この問題はmacOSの不具合が根本的な原因のため、完全な解決には至っていないようです。
AppleはmacOS Mojave 10.14.6 (18G84)リリース後に「macOS Mojave 10.14.6追加アップデート (18G87)」をリリースしましたが、このBuild 18G87ではVMwareの問題は修正されていません。
- VMware Fusion 11.1.1 Release Notes – VMware
- VM became extremely slow after upgraded to macOS 10.14.6 – VMware Communities
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