AppleがEl Capitan/Sierra向けに複数の脆弱性を修正した「Safari v11.1」の新Buildをリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年04月24日、いくつかの脆弱性を修正した「macOS 10.13.4 High Sierra Build 17E202」および「iOS 11.3.1 Build 15E302」などをリリースしましたが、加えて現在もサポートを続けているOS X 10.11 El CapitanおよびmacOS 10.12 Sierra向けに03月にリリースした「Safari v11.1」の新Buildをリリースしています。
Safari 11.1 アップデートはすべての OS X El Capitan/macOS Sierra ユーザに推奨され、プライバシー、互換性、およびセキュリティの改善を含む以下の修正を含んでいます:
- Web フォームフィールドの自動入力リストからユーザ名とパスワードを選択すると、ユーザ名とパスワードのみが自動入力されることで、プライバシーを保護できるようなりました
- 暗号化されていない Web ページでパスワードやクレジットカード情報を取り扱う際に、スマート検索フィールドに警告が追加されました
- 一番右のタブにすばやくジャンプするためのキーボードショートカット(Command + 9 キー)が追加されました
- 右クリックして“表示順序…”を選択することで、ブックマークを名前や URL で並べ替えられるようになりました
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、次のサイトを参照してください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
リリースノートより
新しいSafari v11.1
Safari 11.1の新Buildは03月のリリースで追加[1, 2]された以上の新機能は無いようですが、このアップデートはOS X El Capitan 10.11.6およびmacOS Sierra 10.12.6、High Sierra 10.13.4(セキュリティアップデートに含まれる)向けに公開され、
WebKitの2件の脆弱性が修正されていますがアップデートによるOSの再起動はないため、Appleは以下の方法でアップデートが適用されたかをチェックするように求めています。
新Buildのチェック方法
- Safariを起動。
- メニューから[Safariについて]を選択
- 各OSでバージョンおよびBuildが以下の様になっていればアップデートされています。
- Version 11.1 (11605.1.33.1.4) on OS X El Capitan 10.11.6
- Version 11.1 (12605.1.33.1.4) on macOS Sierra 10.12.6
- Version 11.1 (13605.1.33.1.4) on macOS High Sierra 10.13.4
- About the security content of Safari 11.1 – Apple Support
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