Apple、macOSのウィルス定義データベース「XProtect」をv2089へ更新。ファイルを暗号化し身代金を要求するSwift製ランサムウェアをブロック。

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 AppleはmacOSのウィルス定義データベース「XProtect」をv2089へ更新し、ファイルを暗号化し身代金を要求するSwift製ランサムウェア「OSX.Findzip.A(OSX/Filecoder.E)」をブロックしています。詳細は以下から。


 Appleは現地時間2017年02月23月、macOS/OS Xのウィルス定義データベースXProtectをv2089へ更新し、先日ESETによって報告されたAdobe Premiere Pro CC 2017やMicrosoft Office 2016 for Macのクラックツールになりすまし、Macの上のファイルを暗号化した後、身代金を要求するSwift製ランサムウェア”OSX.Findzip.A(OSX/Filecoder.E)”をブロックしています。

 XProtectの”OSX.Findzip.A”はESETが報告した”OSX/Filecoder.E”が使用するfindやdiskutilコマンドや”README!.txt”を検出しブロックするように指定されており、OS X 10.9 Mavericks ~ macOS 10.12 Sierraがアップデートの対象になっています。

  • README!.txt
  • /usr/bin/find
  • /usr/bin/diskutil(マルウェア開発者のPathミス)

アップデート履歴

 最新のmacOSで2016~2017年間に行われたXProtectアップデートは以下の通りで、今月に入り2例目となっています。

  1. 2016年01月06日:XProtect v2072 (古いFlash PlayerをブロックしXProtectを更新)
  2. 2016年01月16日:XProtect v2073 (Microsoft Silverlightのブロックを開始)
  3. 2016年02月07日:XProtect v2074 (ブロックするマルウェアを追加)
  4. 2016年02月10日:XProtect v2075 (データベースを修正)
  5. 2016年03月05日:XProtect v2076 (OS X初のランサムウェアKeRangerをブロック)
  6. 2016年03月29日:XProtect v2077 (マルウェアを追加)
  7. 2016年04月28日:XProtect v2078 (古いFlash Playerをブロック)
  8. 2016年05月18日:XProtect v2079 (古いFlash Playerをブロック)
  9. 2016年06月20日:XProtect v2080 (古いFlash Playerをブロック, YARAが追加)
  10. 2016年07月08日:XProtect v2081 (マルウェアを追加)
  11. 2016年09月15日:XProtect v2082 (古いFlash PlayerをブロックしXProtectを更新)
  12. 2016年09月20日:XProtect v2083 (macOS Sierraへ対応)
  13. 2016年10月13日:XProtect v2084 (古いFlash Playerをブロック)
  14. 2016年11月01日:XProtect v2085 (古いFlash Playerをブロック)
  15. 2016年11月21日:XProtect v2086 (新しいマルウェアをブロック)
  16. 2017年01月18月:XProtect v2087 (新しいマルウェアとSafari機能拡張をブロック)
  17. 2017年02月17月:XProtect v2088 (新しいマルウェアをブロック)
  18. 2017年02月23月:XProtect v2089 (新しいランサムウェアをブロック)

 XProtectは自動的にアップデートが行われますが、強制アップデートおよびGatekeeperのバージョンの確認は以下のコマンドで行うことが可能です。

  • XProtectのバージョンの確認 (Yosemite以前)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • XProtectのバージョンの確認 (El Capitan以降)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/XProtect.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • Gatekeeperのバージョンの確認
  • defaults read /private/var/db/gkopaque.bundle/Contents/Info.plist CFBundleShortVersionString
  • XProtectなどのアップデート
  • sudo softwareupdate --background-critical

おまけ

 XProtectのバージョンをチェックするだけならばSQWARQのPhilさんが開発&公開している「Critical Updates」アプリを使うと便利です。

コメント

  1. 匿名 より:

    ウィルスやマルウェアが特定の言語で書かれていることを言及するのは何かを
    暗示しているの?