iPadOS 13.4ではQuickTypeキーボードがアップデートされ、MacでもOS X 10.11 El Capitan以降で採用されている「ライブ変換」が可能になりました。詳細は以下から。
Appleは本日、iOS 13.4/iPadOS 13.4をリリースしましたが、iPadOS 13.4のiPadではQuickTypeキーボード機能がアップデートされ、日本語と中国語(注音)で「ライブ変換」入力が可能になりました。
ライブ変換はAppleがOS X 10.11 El CapitanでmacOS/OS Xに採用した入力システムのため、macOS/OS Xを利用されている方は既に利用している/知っている方も多いと思いますが、簡単に説明するとApple OSに登録された語彙と言語エンジンを利用し、日本語入力中にユーザーがスペースキーを押して「ひらがな」を「漢字」に変換する操作をリアルタイムで行なってくれる機能です。
iPadOS 13.4ではライブ変換入力のサポートにより、以下のように入力した「ひらがな」の変換候補がQuickTypeエリアに表示されず、リアルタイムで変換され、ある程度入力が進むとユーザーが[Return]キーを押して確定しなくても、自動で文章が確定されていくようになっています。
ライブ変換中に出来ること
ライブ変換はほぼ自動で文章が入力できますが、それでも間違うことがあるため、ライブ変換中にスペースキーを押すと、これまでと同じくユーザーが選択可能な形で変換候補が、左矢印キーを押すと、未確定の変換箇所まで戻ることが可能です。
おまけ
また、この「ライブ変換」入力は慣れれば高速なタイピングが可能になると思いますが、macOS/OS Xでもこれまで通りのスペースキーを押して変換する慣れたタイピングがしたいユーザーのために「ライブ変換」をOFFにするオプションが追加されており、これはiPadOSでも同様で、iPadOS 13.4にはハードウェアキーボード設定で「ライブ変換」をOFFにするオプションが追加されているので、従来方式の変換を利用されたい方はここからOFFにしてみてください。
その他
また、iPadOS 13.4ではmacOSと同じようにハードウェアキーボードでフルキーボードアクセスやCaps LockやControl、Option、Commandといった修飾キーのリマップやmacOS/OS XでもOS X 10.11 El Capitan以降で採用されているライブ変換がサポートされているので、macOSを使い慣れている方には嬉しいアップデートになっています。
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