macOS 10.15.4 Catalinaでは日本語エンコーディングを含んだzipファイルが、アーカイブユーティリティで解凍できない問題がようやく修正されています。詳細は以下から。
Appleが2019年10月にリリースした「macOS 10.15 Catalina」では、日本語のShift JISや簡体字中国語のGB 2312エンコーディングされたファイルや、それを含むフォルダをWindows環境で圧縮すると、Catalinaのアーカイブユーティリティで「エラー22 – 引数が無効です。」というエラーが表示され、解凍できない不具合が報告されていましたが、この不具合は本日リリースされたmacOS 10.15.4のアーカイブユーティリティで修正されています。
エラー22 – 引数が無効です。(error 22: invalid argument)
macOS 10.15.4 Catalinaではアーカイブユーティリティのバージョンは10.15(128.2.1)で変更ありませんが、確認したところ、これまで解凍できなかったShift JISやGB 2312エンコーディングのファイルを含んだzipファイルがmacOS 10.14.x Mojaveと変わらずに解凍できるようになっていたので、この不具合に遭われていた方はアップデートして確認してみてください。
おまけ
一応、手持ちのmacOS 10.15.3 Catalinaまで解凍できないzipファイルでは確認しましたが、macOS 10.15.4アップデート後も引き続き解凍できないzipファイルがある方はエンコードセレクターが利用可能なKeka、The Unarchiver、StuffIt Expanderなどのサードパーティ製・圧縮解凍アプリを利用してみてください。
コメント
zipの関連付けをアーカイブユーティリティに戻しても、ファイルのアイコンが元に戻りませんね
(最初はzipという文字がアイコンに表示されていたが、今はアーカイブユーティリティアプリのアイコンになっている)
外部のフリーソフトでシステム構成してるからそうなる。
先端ばっか追いかけて基礎を疎かにし過ぎ。
アイコンを戻すにのこちらでいけます!!
1. 使わないアプリを仮インストール
2. ZIPファイルをFinder > command+i >このアプリケーションで開く
3. 仮インストールしたアプリを選択して「すべてを変更」
4. 仮インストールしたアプリを削除
5. Finder再起動
何故に Big Sur でまた対応出来なくなるの > Apple