macOS 10.15.4 CatalinaではDriverKitで置き換えられるレガシィなKPIsを利用するアプリをインストールしようとすると、将来のmacOSで対応しなくなるという警告が表示されるように。

Apple no longer support Kernel Extension macOS 10.15 Catalina
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 macOS 10.15.4 CatalinaではDriverKitに対応していないレガシィなkextを利用するアプリをインストールしようとすると、将来のmacOSで対応しなくなるという警告が表示されるようになっています。詳細は以下から。

DriverKitのロゴ

 Appleは2019年06月に開催されたWWDC 2019で開発者に対し、カーネル空間で動作するKernel programming interfaces (KPIs)を用いたカーネル拡張(Kernel Extension:.kext)に代わるSystem ExtensionとDriverKitを発表し、これらはユーザー空間で動作するためセキュリティを確保しながらカーネルパニックなどの重大なインシデントを発生させないドライバを開発できる事を示すとともに、将来のmacOS (10.16?)ではカーネル拡張が廃止されることも発表しましたが、

macOS 10.16以降Kernel Extensionが廃止。

これに伴い、本日リリースされたmacOS 10.15.4 CatalinaではレガシィなKPIsを利用し開発されたカーネル拡張(.kext)を利用したアプリケーションを新規にインストールしようとすると、このアプリは将来のmacOSに対応しないことをユーザーに伝える警告が表示されるようになっています。

Apple no longer support Kernel Extension

“hogehoge”によって署名された新しい機能拡張を読み込もうとしました。これらは将来のmacOSのバージョンに対応していません。これらの機能拡張を有効にしたい場合は、“セキュリティとプライバシー”システム環境設定を開いてください。

macOS 10.15.4より

新しい警告

 この警告はAppleがmacOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリの終了を伝える時に表示されていた警告とほぼ同じですが、macOS 10.13 High Sierraで導入されたSecure Kernel Extension Loadingのブロック・プロンプトと同じプロンプト内で警告され、

レガシィなKPIを警告するmacOS 10.15.4 Catalina

32-bitアプリのように、システム情報ウィンドウに将来のmacOSで動かなくなるレガシィなKPIsを利用したアプリが表示されるような機能は備わっていないため、今後macOS 10.16で何らかの対策が取られるものと思われます。

レガシィソフトウェア

macOS 10.13 High Sierraが32-bitアプリをフルサポートする最後のmacOSだったように、AppleはmacOS 10.15 CatalinaをレガシィなKPIsをフルサポートする最後のmacOSとしているので、レガシィなKPIsを利用したカーネル拡張が完全に廃止されるのはmacOS 10.17だと思われます。また、DriverKitの導入により全てのカーネル拡張が廃止されるわけではありません。

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