OS X 10.9.3 MavericksではIntel系GPUドライバのアップデートが含まれており、一部MacではVRAMの容量も上がっているようなのでベンチマークテストをしてみました。詳細は以下から。
OS X 10.9.3 MavericksにはiGPUのドライバアップデートも含まれており、一部のMacではVRAM(Shared)の容量が上がっているようなのでMacBook Air 6,2 (Mid 2013)13インチモデルでベンチマークテストを取ってみました。
OS X 10.9.3
OS X 10.9.3 Mavericksに含まれているGPUモジュール(kext)は以下の通り。
・AppleIntelHD3000Graphics.kext
・AppleIntelHD4000Graphics.kext
・AppleIntelHD5000Graphics.kext
・NVDANV50HalTesla.kext
・NVDAGF100Hal.kext
・ATIRadeonX2000.kext
・AMDRadeonX3000.kext
・AMDRadeonX4000.kext
OpenGL Extensions Viewer
OpenGL Extensions ViewerでのMacBook Air 6,2 (Mid 2013) 情報は以下の通り、OS X 10.8から10.9へのアップデート時にOpenGL 4.1をフルサポートして以降、マイナーアップデートですが、OS X 10.9.3ではVideo memoryが1536MB(1.5GB)になっています。
Xbench
XbenchではResultsスコアは上がっているものの、GPUスコアは僅差で分かりにくいのでGPUベンチマークGeek3Dも行ってみました。
Geek3D
Geek3Dベンチマークではスケールを変えることでアロケートするVRAMを変更できるので、OS X 10.9.3で変更されたVRAMの値が効いているようで、ベンチマークスコアも約5%程上がっています。(*FullScreenで行うとFPS:0となります)
Mac4Everのコメント欄を見るとIntel HD Graphics 5000以上(Iris 5100など)でVRAMが変更されているようです。
*追記:Mac mini Late 2012(Intel HD Graphics 4000)でもVRAMが768MBから1Gへ上がっているそうです。
関連リンク:
・10.9.3 : les MacBook Pro Retina voient leur VRAM augmenter à 1,5Go – Mac4Ever
コメント
4K retinaに対応するため? 面白かった
裏では色々改善してるのか
ありがたい