MacのTrimを公式にサポートするSSDが発売されたそうです。詳細は以下から。
OS X Yosemiteではkextの変更に署名が必要となり、ユーザーがkextを使用したドライバーやTrimを有効にする際にはkextのブロックをnvramコマンド(root権限)で強制的に無効にする必要がありましたが、この度 オーストラリアのサードパーティメーカーAngelbirdがkextをいじらなくてもTrimが有効になる「SSD wrk for Mac」を発売したそうです。
What is TRIM?
SSDs are faster than traditional hard disk drives, but they can’t keep up their quick speed forever. In order to maintain an SSD, you need the TRIM command, a garbage collection utility that is built in to the background of your Operating System. SSD wrk for Mac is the only 3rd party SSD that supports TRIM for Mac straight from the box. No driver, software or TRIM Enabler is needed!
[SSD wrk for Mac | Office SSD for Mac – Angelbird]
フランスのMacBidouilleのフォーラムの投稿された画像によると、このSSDのハードウェアレポートには「AAPL SSD A37ACXBZ7TZ」という機種(Model)が表示されているとのことで、どうやらTrimを有効にするためにAppleの(偽)Firmwareを使用しているようです。
ラインナップは128GB, 256GB, 512GBでSATA 3.1に対応し6Gbps, 3Gbps, 1.5Gbpsをサポート、コントローラーはSillicon Motion 2246ENを採用しているそうで価格はそれぞれ$99.99, $159.99, $299.99となっています。
(動画はAngelbird SSD wrk 512GBのレビューです)
kextの変更無しでAppleのTrimをネイティブサポートしてくれることを喜んでいるユーザーもいますが、Forumの書き込みなどを読むと今後Appleがどういう対応を取るかを気にしているユーザーの方が多いようです。
関連リンク:
・SSD wrk for Mac | Office SSD for Mac – Angelbird
・TRIM : Angelbird a bien triché – MacBidouille.com
・First Third-Party SSD With Native OS X TRIM Support Launched by Angelbird – Mac Rumors
・Cindori Software、OS X Yosemiteがインストールされたサードパーティ製SSDでTrim Enablerを使う際の注意点を掲載
コメント
多分 ファームウェア書き換えツール使ってファクトリーファームウェア書き換えてるんだろうけどその技術を売って欲しい
PCIeバージョンも出して欲しい。
昔のNECプロテクト回避みたいだ