Appleがファミリー共有中の子どものデバイスでスクリーンタイム・パスコードが使用されると親に通知が届く機能を追加し、複数のバグと脆弱性を修正した「macOS 15.5 Sequoia (24F74)」を正式にリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2025年05月13日、iPhoneやiPad向けに「iOS/iPadOS 18.5」をリリースするとともに、Mac向けに機能強化やバグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれ「macOS 15.5 Sequoia Build 24E248」を正式にリリースしたと発表しています。
このアップデートには、Mac用の機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれています。
リリースノートより抜粋
macOS 15.5の日本語のリリースノートには「このアップデートには、Mac用の機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれています。」としか記載されていませんが、英語のリリースノートによると、macOS 15.5ではiOS/iPadOS 18.5と同じくファミリー共有中の子どものデバイスで、子どもがアプリの制限や使用時間を変更するために親が設定したスクリーンタイムパスコードを使用すると、親のデバイスに通知が届く機能が実装されているそうです。
Parents now receive a notification when the Screen Time passcode is used on a child’s device
macOS 15.5の英語のリリースノートより
また、同時に公開されたセキュリティコンテンツによると、macOS 15.5ではCVEベースで50件の脆弱性が修正されており、Appleは同時に現在もセキュリティサポートを続けているmacOS SonomaやVenturaにもmacOS 14.7.6とmacOS 13.7.6を公開しているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。

Apple security updates and Rapid Security Responsesより
macOS 15.5のリリースノート
このアップデートには、Mac用の機能強化、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれています。
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下をご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/100100
- Apple security releases – Apple
- What’s new in the updates for macOS Sequoia – Apple Support
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