Apple、ファミリー共有中の子どものデバイスでスクリーンタイムパスコードが使用されると通知を親に通知が届く機能やiPhone 13での衛星通信機能をサポートし、複数の脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 18.5」を正式にリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2025年05月12日、今年04月からBeta版を公開し開発を進めていた「iOS 18.5 (22F76)」と「iPadOS 18.5 (22F76)」を正式にリリースしたと発表しています。
このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正も含まれます:
リリースノートより抜粋
既に発表されていた通り、Appleは06月09日から世界開発者会議(WWDC25)を開催するため、iOS/iPadOS 18.5のアップデートでは大きな新機能は追加されていませんが、
iOS/iPadOS 18.3では、ファミリー共有中の子どものデバイスで、子どもがアプリの制限や使用時間を変更するために親が設定したスクリーンタイムパスコードをどこからか入手/推測して、そのパスワードがスクリーンタイムで使用されると、親のデバイスに通知が届くようになった他、
キャリアのモバイル通信やWi-Fiの電波が届かない場所でも通信業者が提供する衛星通信を利用できる機能がiPhone 13シリーズの全てのモデルで利用できるようになり、SonyやSamsung、LGなどのスマートテレビで、Apple TVアプリでコンテンツを購入する際にiPhoneで購入を使用できるようになたそうです。

About carrier-provided satellite features on iPhoneより
また、Appleが同時に公開したセキュリティコンテンツによると、iOS/iPadOS 18.5では、CVEベースで32件の脆弱性が修正され、AirDropやKernel 、libnetcoreなどの機能で問題の修正や不具合の修正が行われたそうなので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。

iOS 18.5/iPadOS 18.5のセキュリティコンテンツ
iOS 18.4のリリースノート
このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正も含まれます:
- 新しいプライドハーモニーの壁紙
- お子様のデバイスでスクリーンタイムパスコードが使用されると、親/保護者に通知が届くようになりました
- 他社製デバイス上のApple TVアプリでコンテンツを購入するときに、“iPhoneで購入”を使用できます
- Apple Vision Proアプリで黒い画面が表示されることがある問題を修正しました
- iPhone 13(すべてのモデル)で通信事業者から提供される衛星通信の機能に対応しました。詳しい情報:https://support.apple.com/ja-jp/122339
- Apple security releases – Apple
- About iOS 18 Updates – Apple Support
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