macOS 15.2 Sequoiaでは「Option + 文字」の組み合わせのショートカットキーが再び利用可能になっています。詳細は以下から。
Appleが2024年09月にリリースした「macOS 15 Sequoia」では、RegisterEventHotKey APIを利用したSandboxアプリでOption+文字キーやOption+Shift+文字キーの組み合わせのショートカットキーが利用できなくなり、複数の開発者がAppleにフィードバックを送っていたところ、
Appleは、この問題をmacOSのセキュリティを向上させるためmacOS 15 Sequoiaで意図的に行われた仕様の変更であり不具合ではないとコメントしたため、多くのアプリでOption+文字ショートカットキーが使なくなり、やむを得ず変更する事態となっていましたが、
There is no workaround; macOS Sequoia now requires that a hotkey registration use at least one modifier that is not shift or option.
[macOS Sequoia] Using RegisterEventHotkey with option and shift modifiers doesn’t working anymore – Apple Developer Forms
Appleは2024年11月になり、これは仕様でなく不具合で11月末にリリースされた「macOS 15.2 Sequoia Beta 2 (Build: 24C5073e)」以降で修正し、再びOption+文字キーまたはOption+Shift+文字キーの組み合わせのショートカットキーが利用可能になると発表していました。
This issue has been addressed in macOS 15.2 Beta 2 (Build: 24C5073e). The hotkey API now allows hotkeys with only Option (or Option-Shift), without also requiring Command or Control modifiers.
[macOS Sequoia] Using RegisterEventHotkey with option and shift modifiers doesn’t working anymore – Apple Developer Forms
macOS 15.2 Sequoiaで修正
これを昨日リリースされた「macOS 15.2 Sequoia」でも確認してみたところ、確かにmacOS 15.0 ~ 15.1.xまで使えなくなっていたOption+文字キーやOption+Shift+文字キーの組み合わせのショートカットキーが再び利用できるようになっていたので、macOS 15でショートカットキーが使えなくなっていた方や、Optionキーを含んだショートカットキーを全て変更された方はもう一度チェックしてみてください。
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