GTK4やApple Silicon Macに対応したオープンソースのペイントアプリ「Pinta v3.0」がリリースされています。詳細は以下から。
Pinta ProjectはMicrosoftのJonathan Pobstさんが2010年に立ち上げたPaint.Netのクローンプロジェクトで、GTKを利用しmacOSやLinux、Windows上で動作するオープンソースのペイントアプリ「Pinta」を開発&公開していますが、現地時間2025年04月12日付けで、このペイントアプリの最新バージョンとなる「Pinta v3.0」がリリースされています。
This is a major new release of Pinta, with large changes to its architecture including porting to GTK4 and libadwaita.
リリースノートより抜粋
2022年01月にリリースされた「Pinta v2.0」ではGTK 3と.NET 6が採用され、Mac版ではグローバルメニューにも対応していましたが、Pinta v3.0ではGTK4とlibadwaitaが採用されUIが刷新された他、.NET 8.0ランタイムによりパフォーマンスが向上、さらにMac版ではIntelに加え、新たにApple Silicon Mac (arm64)バイナリも用意されています。

Pinta v1.x, v2.x, v3.0
また、GTK4の採用によりMac版ではライトモードに加えダークモードにも対応し、Pinta v2.0では一時的に廃止されていたAdd-In(プラグイン)機能の復活や、MacBookやMagic Trackpadでのピンチによるズーム/アウトが可能になっています。

Pinta v3.0のダークモードとAdd-in
Pinta v3.0 for Macのシステム要件はmacOS 11 Big Sur以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリは公式サイト&リポジトリからダウンロードできるので、軽量なペイントツールをお探しの方は試してみてください。
- Painting Made Simple – Pinta
- PintaProject/Pinta: Simple GTK# Paint Program – GitHub
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