Primate Labs、M4 Pro/Maxチップを搭載したMacのGeekbenchスコアの掲載を開始。CPUベンチマークでは14コアCPU M4 Pro搭載のMac mini (2024)がM2 Ultra搭載のMac Studio (2023)を上回るスコアに。

ベンチマーク
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 Primate LabsがApple M4 Pro/Maxチップを搭載したMacBook ProやiMac/Mac mini (2024)のGeekbenchスコアの掲載を開始しています。詳細は以下から。

Apple M4チップ

 Appleは2024年11月、M4, M4 Pro, M4 Maxチップを搭載した初のMacとなるMacBook Pro (14/16インチ)iMac (24インチ, 2024)Mac mini (2024)を発売しましたが、

macOS 15.1 Sequoia (24B2083)

カナダPrimate Labs Inc,は現地時間2025年02月12日、クロスプラットフォームに対応したベンチマークアプリGeekbench for Macで集計したスコアをチャート化した「Mac Benchmarks」に、Apple M4とM4 Pro、M4 Maxチップを搭載しMacのスコアの掲載を開始しています。

Apple M4 Pro and Max Geekbench

Apple M4 Maxはすでに掲載されていましたが、M4 ProとM4は12日より掲載が開始されています。

CPUスコアはM4 Proが分かれ目

 Apple M4, M4 Pro, M4 MaxのGeekbenchベンチマークスコアは既に多くのデータ[1, 2, 3]が出ていたとおり、Single-Coreスコアはクロック周波数がM4が4.4GHz, M4 Pro/Maxが4.5GHzとなったことでApple Siliconの中で最も高く、Multi-CoreスコアはM4 Maxチップを搭載したMacBook Proが最も高いす異なる一方、

Apple M4 Pro and Max Geekbench Single-/Multi-Coreスコア

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MacBook ProやMac mini (2024)で選択可能なM4 Proでは、M4 Proチップの中でも10コアCPUモデルか14コアCPUモデルを選ぶかが1つの分かれ目となっており、上位の14コアCPUのM4 Proチップを搭載したMac mini (2024)は、2023年に発売されたM2 Ultraチップ搭載のMac Studio/Proを上回るスコアとなっています。

Apple M4 Pro and Max Geekbench Multi-Coreスコア

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8コアCPU/GPUのApple M4チップはiMacの下位モデルのみに搭載されています。

 M2 Ultraチップは最大60コアGPUを選択できるため、GPU(OpenCLやMetal)パフォーマンスでは、まだMac Studio (2023)やMac Pro (2023)がMacの中で最速となっており、メモリも最大192GBまで選択できるので一概には比較できませんが、

Mac mini (2024) vs Mac Studio (2023)

CPUとNeural Engineを使用するロードワークのパフォーマンスと、消費電力のパフォーマンス(ワッパ)ならば、M4 Proチップ搭載のMac mini (2024)はM2 Ultraチップ搭載のMac Studio (2023)を上回るので、気になる方はGeekbenchに公開されたM4, M4 Pro, M4 Maxチップのスコアをチェックしてみてください。

Mac mini (2024)の消費電力

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