Apple M1 Ultraチップを搭載したMac Studio (2022)のXcodeベンチマークはM1 Max以上になっています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年03月18日、UltraFusionアーキテクチャを利用し、昨年発表したApple M1 Maxチップを2つ組み合わせることで、最大20-core CPU, 64-core GPU, 128GBメモリが選択可能な「Apple M1 Ultra」チップを搭載した「Mac Studio」の発売を開始しましたが、このApple M1 Ultraチップを搭載したMac Studio (2022)のXcodeベンチマーク「XcodeBenchmark」のスコアが新たに公開されています。
XcodeBenchmarkは42のCocoaPodsライブラリと70以上の依存関係を含んだフレームワークのコンパイルタイムを測定するベンチマークテストで、GitHubに公開され誰でもスコアを投稿できますが、
新たに投稿されたApple M1 Ultraチップ20-core、64GBメモリ、1TB SSDを搭載したMac Studio (2022)のコンパイルタイムは約68秒(67.816sec)となっており、昨年このベンチマークの記録を更新したApple M1 Pro/Max搭載のMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のコンパイルタイムを約20~30秒縮めています。
ちなみに、現在セットアップ中なのでベストな状態ではありませんが、今朝届いたApple M1 Maxチップ 10-core、32GBメモリ、512GB SSD搭載のMac Studio (2022)のXcodeBenchmarkスコアを測定してみたところ、約101秒と、Apple M1 Maxチップ搭載のMacBook Pro (14/16インチ, 2021)のスコアとほぼ変わらなかったので、
最速のXcode環境を求める方はApple M1 Ultraチップ搭載のMac Studioか、今年後半に発売されると思われる、新しいApple Silicon搭載のMac Proを購入したほうが幸せになりそうです。
- devMEremenko/XcodeBenchmark – GitHub
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