AppleがmacOS 15.3のHotfixとなる「macOS 15.3.1 Sequoia (24D70)」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2025年01月27日、計算機アプリなどを強化しゼロデイ脆弱性と不具合を修正した「macOS 15.3 Sequoia (24D60)」を正式にリリースしましたが、現地時間02月10日付でHotfixとなる「macOS 15.3.1 Sequoia (24D70)」をリリースしています。
このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。
リリースノートより抜粋
Appleが公開したリリースノートは、macOS 15.3と変わらず「このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。」と記載されていますが、Appleが別途公開したセキュリティコンテンツによると、今回のアップデートには脆弱性の修正(CVE)が含まれていないそうなので、何かしらの不具合(または、まだ詳細が公開できない脆弱性)が修正されたようです。
macOS Sequoia 15.3.1
This update has no published CVE entries.Apple security releases – Apple
なお、Appleは同時に、物理的にアクセスできる攻撃者がロックされたiPhoneやiPadのUSB制限モードがバイパスされる可能性のあるアクセシビリティの脆弱性(CVE-2025-24200)を修正した「iOS 18.3.1/iPadOS 18.3.1 (22D72)」をリリースしており、こちらは既に悪用された可能性があるという報告を受けているゼロデイ脆弱性となっているそうなので、iPhoneやiPadユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをオススメします。
- Apple security releases – Apple
- What’s new in the updates for macOS Sequoia – Apple Support
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