MozillaがFirefoxがmacOS 15 Sequoiaのファイヤーウォールにブロックされる問題について原因を調査しているスト発表しています。詳細は以下から。
Appleが現地時間2024年09月16日にリリースした「macOS 15.0 Sequoia (Build 24A335)」では、macOSデフォルトのファイヤーウォール機能がChromeやFirefox、SSH、VPN、ファイル共有、ユニバーサルコントロールなどのネットワークを利用するアプリやコマンド、デーモンなどをブロックしてしまう不具合が報告されていますが、
Firefoxを開発するMozillaは現地時間2024年09月21日、この不具合が発生するとmacOSのファイヤーウォールでFirefoxが自動的にブロック(許可されていてもブロック状態になる)、ファイヤーウォール・ルールのリストからFirefoxを削除することができなくなるという報告を受け、現在原因を調査していると発表しています。(コメント欄でのご指摘ありがとうございます。)
What’s happening?
After upgrading to macOS 15 (Sequoia), some users have found that the firewall automatically blocks Firefox, preventing the browser from accessing the internet. This issue has been observed in a subset of users who had the firewall enabled before the upgrade. The firewall rules automatically block Firefox, and users are unable to remove these rules manually through the system settings UI. The problem does not appear to be exclusive to Firefox, as similar issues have been reported with other applications.Firefox blocked by macOS 15 Sequoia firewall: What you need to know – Firefox Help
MozillaはAppleに問題を報告したものの、Mozilla内ではこの問題を再現できず原因を特定することが出来ないため、問題が発生したユーザーに情報を共有して欲しいとコメントしています。
おまけ
ちなみに、Mozillaは原因が特定できないため公式に推奨できないものの、macOSのファイヤーウォールを無効にする、特定のコマンドを利用するといった一時的な回避策が確認されているともコメントしています。
/usr/libexec/ApplicationFirewall/socketfilterfw --add /Applications/Firefox.app
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