Broadcom、macOS 15 SequoiaやWindows Server 2025、Windows 11 23H2をサポートした「VMware Fusion v13.6」をリリース。

仮想環境

2024.09.05

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　BroadcomがmacOS 15 SequoiaやWindows Server 2025、Windows 11 23H2などをサポートした「VMware Fusion v13.6」をリリースしています。詳細は以下から。

　米Broadcomは現地時間2024年09月04日、Mac上でWindowsやmacOS、Linux仮想マシンを作成できるデスクトップハイパーバイザーVMware Fusion/Workstationシリーズの最新バージョンとなる「VMware Fusion v13.6」と「VMware Workstation v17.6」をリリースしたと発表しています。

Fusion 13.6 は、Intel チップセットのホストおよびゲスト OS、および Apple シリコンのホスト OS として macOS Sequoia をサポートします。

リリースノートより抜粋

　VMware Fusion v13.6では、ホストMacのシステム要件からmacOS 12 Montereyが外れ、macOS 13 Venturaを搭載したIntel/Apple Silicon Macが最小システム要件となった他、Intel Macのホスト/ゲストOS、Apple Silicon MacのホストMacとしてmacOS 15 Sequoiaがサポートされています。

　新しいゲストOSとしてはIntel MacでmacOS 15 Sequoia以外にWindows Server 2025がサポートされ、IntelとApple Silicon MacでWindows 11 23H2、Ubuntu 24.04、Fedora 40がサポートされています。

　また、Vmware Fusion v13.6では、macOSのターミナルから仮想マシンを直接操作したり、仮想マシンの作成可能なコマンドラインツール「vctl」で、最小構成の仮想マシン作成やテンプレート作成、ゲストOSへのISOとVMDKのマウント、電源操作などがサポートされています。

vmcli を使用すると、新しい仮想マシンの作成、仮想マシンテンプレートの生成、仮想マシンのパワーオン、さまざまな仮想マシン設定の変更など、さまざまな操作を実行できます。

VMware Fusion 13.6 リリースノート – VMware

　この他、VMware Fusion v13.6ではレガシィなVMTools、Bluetoothハブのパススルー、メニューバーアプリ、Windows仮想マシン上のアプリをmacOSアプリのように扱うユニティモード(以下)が廃止され、

脆弱性CVE-2024-38811に関してのセキュリティアップデートが含まれており、Broadcomは今年05月から個人使用に限りVMware Workstation ProとVMware Fusion Proを無償化しているので、Windows環境が必要な方はライセンスを取得/アップデートしてみてください。