リバースエンジニア向けのバイナリエディタ「ImHex」にApple Silicon Buildが公開されています。詳細は以下から。
ImHexはNintendo Switchのハッキングなどを行っているスイスのNik(WerWolv)さんが2020年からオープンソース(GPL v2)で開発しているリバースエンジニアやプログラマ向けのバイナリエディタですが、このImHexのApple Silicon (Arm64) Buildが公開されています。
ImHex now has a native Apple M1 build!
- Currently this version is cross compiled from Linux
- It is unsigned and distributed in a zip file instead of a dmg (You might need to disable SIP to run it)
- Any PRs improving this are highly welcome!
リリースノートより
Mac用のバイナリエディタにはHex FiendやHextEditなど既にApple Silicon Macに対応したものも存在しますが、ImHexはHexエディア機能はもちろん、バッチ処理、StringsやASCII,正規表現,16進数での検索や比較、データ解析、グラフィカルなデータアナライザー、ノードベースで編集可能なデータ処理など多彩な機能が利用できます、
メニューは日本語などにもローカライズされており、アプリは無料で公式サイトやリポジトリからダウンロードできますが、Apple Silicon Buildは現在のところシステム要件がmacOS 14 Sonoma以降で、Linux版とのクロスコンパイルで、アプリは開発者署名やAppleの公証を取得していないため、アプリを利用するにはアプリを右クリックして[開く]またはSIP (rootless)をOFFにして開く必要があります。
コメント
Appleシリコン環境だけど、公式サイトからだとIntel版(が入ったdmg)がダウンロードされた。
githubから落とした方が良い。