Microsoftの「リモート デスクトップ」がUSB-Cポートを搭載したiPhone 15シリーズに対応し、接続した外部ディスプレイのネイティブ解像度でWindows 11などのデスクトップを表示することが可能になっています。詳細は以下から。
Microsoftは現地時間2023年12月18日、同社のiPhone/iPad用リモートデスクトップクライアン「Microsoft リモート デスクトップ (Remote Desktop Mobile)」の今年最後のアップデートとなるバージョン10.5.4をリリースし、iOS 17やDynamic Islandでの不具合の修正及び、新たにUSB-Cポートが採用されたiPhone 15シリーズのサポートを行ったと発表しています。
今年の最後の更新の時期です。このリリースでは、いくつかのバグ修正と新機能を用意しました。
リリースノートより抜粋
Microsoft リモート デスクトップは今年09月のアップデートで、iPhoneやiPadにHDMI/USB-Cケーブルで接続した外部ディスプレイにRD接続したWindows PCなどの画面を映し出せるようになり、10月のアップデートではiPadでStage Managerによるマルチタスクがサポートされ、Windows PCを操作しながらiPadで作業することが可能になりましたが、
それまでのMicrosoftリモートデスクトップは、USB-Cポートを搭載したiPhone 15シリーズがサポートされておらず、iPhone 15シリーズとUSB-C (DP Alt)接続した外部ディスプレイにWindowsデスクトップを映し出すと、解像度がiPhone 15サイズのままになっていました。これに対し今回アップデートされたリモート デスクトップ v10.5.4では、USB-C接続された外部ディスプレイのネイティブ解像度でWindowsデスクトップが表示されるようになっており、
iPhone 15シリーズより前のLightningポートを搭載したiPhoneのように「Lightning – Digital AVアダプタ」を間に挟む必要なく、Bluetoothキーボードとマウス、iPhone 15、外部ディスプレイだけでリモートWindowos PCを快適に利用することが可能になったので、ユーザーの方は試してみてください。
Microsoft リモート デスクトップ v10.5.4のリリースノート
今年の最後の更新の時期です。このリリースでは、いくつかのバグ修正と新機能を用意しました。:
- iOS 17 のテーマ更新の問題を修正しました。
- iOS 17 のポップアップ シートのレイアウトのバグに対処しました。
- タイム ゾーンのリダイレクト シナリオでの夏時間に関する問題を解決しました。
- Dynamic Island が接触していた検索ボックスの位置を変更しました。
- 縦長の向きの iPhone または iPad でのカメラ リダイレクトへのサポートが追加されました。
- 解像度の一覧 [設定 → ディスプレイ]が向きの変更に伴って更新されない問題を解決しました。
- iPhone 15 で USB-C のサポートが追加され、外部ディスプレイに接続したときにネイティブ解像度が可能になりました。
- AVD シナリオでの透かしのサポートが追加されました。
- Microsoft リモート デスクトップ – App Store
コメント