AppleがmacOS 13.5アップデート毎にシステム設定アプリの位置情報サービスにアプリのアクセス許可が表示されない問題を修正した「macOS 13.5.1 Ventura (22G90)」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年08月17日、2件のゼロデイ脆弱性を含む40件以上の脆弱性を修正した「macOS 13.5 Ventura (22G74)」のHotfixとなる「macOS 13.5.1 Ventura (22G90)」をリリースしています。
macOS Ventura 13.5.1 – 再起動が必要です
macOS Ventura 13.5.1では、システム設定に位置情報へのアクセス許可が表示されない問題が修正されます。リリースノートより
Appleが07月にリリースしたmacOS 13.5では、脆弱性が修正される一方、アップデート後にシステム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]から位置情報を利用するアプリのアクセス許可設定が消えてしまう不具合が報告されており、
この不具合に伴い、位置情報を利用するChromeやFirefoxなどのアプリで位置情報を取得できず、Google MapやHuluなど位置情報を利用するサービスが利用できなくなっていたので、この不具合に遭われていた方はアップデートしてみてください。
位置情報設定ができなくなっていたGoogle Chrome。
おまけ
なお、今回のmacOS 13.5.1アップデートでは脆弱性の修正は含まれていないそうです。
- Apple security releases – Apple Support
コメント
いつも情報ありがとうございます。
さて、13.5.1で位置情報の問題は解決されましたが、別の問題に遭遇しました。
画面共有について、「画面共有→アクセスを許可→次のユーザーのみ」で設定したユーザーが、次に開くと消えてしまいます(Administratorsなどのグループは残るようです)。
13.5.1アップデートからの再起動後、急に遠隔地からのアクセスが出来なくなり気づきました。
ウチだけの問題なのかも知れないのですが…。