macOS 13.5 Venturaアップデート後に、システム設定アプリの位置情報サービスから位置情報へアクセスするアプリのリストが消え設定を変更できなくなる不具合。

macOS 13.5 Venturaの位置情報サービス macOS 13 Ventura
macOS 13.4とmacOS 13.5 Venturaの位置情報サービス
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 macOS 13.5 Venturaアップデート後に、システム設定アプリの位置情報サービスから位置情報へアクセスするアプリのリストが消え設定を変更できなくなる不具合があるそうです。詳細は以下から。

macOS 13 Ventura

 Appleは現地時間2023年07月24日、2件のゼロデイ脆弱性を含む40件以上の脆弱性を修正したmacOS 13.5 Ventura (22G74)を正式にリリースしましたが、このmacOS 13.5アップデート後に、システム設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]から位置情報を利用するアプリの設定ができなくなる不具合が確認されているそうです。

macOS 13.5 Venturaの位置情報サービス

Apps no longer show up under Location Services under Privacy and Security after installing 13.5 update.As a result users are unable to edit location permissions or see what apps have location access.

Location Privacy is broken after installing 13.5 update – Apple Support Communities

 この不具合はApple Support CommunitiesやTwitter(X?)などで報告されており、macOS 13.5アップデート後は、これまでインストールした位置情報を利用するアプリのリストがシステム設定の[プライバシーとセキュリティ] → [位置情報サービス]から消え、位置情報を利用する許可(ON/OFF)の切り替えができなくなるそうです。

 幸いmacOS 13.5 Venturaでも、位置情報に基づいた時間帯の設定やMacを探す、HomeKit、ネットワークとワイヤレスなど、AppleのサービスやmacOSのシステムが利用する位置情報の設定は変更できますが、他のアプリは起動時に設定を間違うとAppleがこの問題を修正するまでは個別*に変更できないので注意してください。

macOSのシステムサービスが利用する位置情報

*全てのアプリの位置情報をON/OFFにするオプションはmacOS 13.5アップデート後も有効です。

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