Appleが複数のバグと脆弱性を修正した「macOS 13.2.1 Ventura Build 22D68」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは2023年01月23日、iCloudバックアップやメモ、写真などのデータのE2E暗号化やApple ID用のセキュリティキー登録に対応した「macOS 13.2 Ventura Build 22D49」をリリースしましたが、現地時間2023年02月13日付で、このmacOS 13.2のHotfixとなる「macOS 13.2.1 Ventura Build 22D68」を公開しています。
macOS Ventura 13.2.1
このアップデートには、Mac用のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。リリースノートより
macOS 13.2.1 Ventura
Appleのリリースノートには「バグ修正とセキュリティアップデートが含まれている」としか記載されていませんが、同時に公開されたセキュリティコンテンツによると、Kernelとショートカット、WebKitの3件の脆弱性が修正されており、中でもWebKitの脆弱性(CVE-2023-23529)は既に悪性が確認されているゼロデイ脆弱性となっており、
Impact: Processing maliciously crafted web content may lead to arbitrary code execution. Apple is aware of a report that this issue may have been actively exploited.
About the security content of macOS Ventura 13.2.1 – Apple
macOS 13.2 Ventureアップデート後にはPioneerやLogitecなどのBlu-rayドライブが利用できなくなる不具合やSMBファイル共有が利用できなくなる不具合が確認されていたので、今回のHotfixでは、これらの不具合も修正されているかもしれません。
- Apple security updates – Apple
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