MacやiPhone/iPad対応のベクターグラフィックスアプリ「Vectornator」がデザインを刷新し「Linearity Curve v5.0」としてリニューアル。

　MacやiPhone、iPad対応のベクターグラフィックスアプリ「Vectornator」がデザインを刷新し「Linearity Curve v5.0」としてリニューアルされています。詳細は以下から。

　Vectornatorは独ベルリンのVladimir Danilaさんが設立したLinearity GmbHが開発しているベクターグラフィックスアプリで、Adobe IllustratorやSketchファイルと互換性があり、iPhoneやiPadに加えMac CatalystでMacでも利用でき、昨年にはApple Design Awardsのファイナリストにも選出されましたが、

WWDC22 Apple Design Awards

このVectornatorが現地時間2023年07月27日のメジャーアップデート(バージョン5.0)でリニューアルされ、新たに「Linearity Curve」というアプリ名になり、デザインも刷新されています。

Vectornatorが、新しく、Linearity Curveに生まれ変わりました。 進化を止めることのないこのソフトウェアが、新しい名前とフレッシュな外観で、さらに強化された機能を搭載して、マーケティングデザインの世界に大変革をもたらします。

リリースノートより抜粋

VectornatorからLinearity Curveへ

　VectornatorからリニューアルされたLinearity Curveでは、アイコンが完全に刷新された他、一部ユーザーインターフェースのアイコンの変更、エディタやインスペクター、アクションバーの調整が行われており、

新たに、TwitterやFacebook、Instagram、YouTubeのヘッダーやカバー、サムネイル、App Storeのスクリーンショットを簡単に作成できる800点を超えるデザインテンプレートが「テンプレートハブ」で公開されています。

　また、AdobeやAffinityの様にユーザーアカウント(Linearityアカウント)を作成することで、どんなデバイスからも編集中のファイルにアクセスすることが可能になっており、今後このアカウントを利用し共同作業などの機能を提供するそうです。

　アップデートされたLinearity Curveのシステム要件はiOS/iPadOS 15以上のiPhone/iPadおよびmacOS 12 Monterey以降のMacで、アプリはすべての機能は引き続き無料で提供されるそうなので、興味のある方は試してみてください。

PV

• Ideate. Design. Animate. – Linearity
• Linearity Curve (Vectornator) – App Store