macOS 13 Ventura Beta 1ではプレビューやQuick LookでAVIFファイルの表示が可能なものの、Safari v16はまだ非サポート。

macOS 13 VenturaのSafari 16はAVIF非対応 macOS 13 Ventura
macOS 13 Ventura beta 1とbeta 2のSafari v16ではAVIFがサポートされていませんでした
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 macOS 13 Venturaでは、プレビューやQuick LookでAVIFファイルの表示が可能なものの、Safariではまだ非対応のようです。詳細は以下から。

macOS 13 Ventura

 Appleは現地時間2022年06月09日に開催した世界開発者会議WWDC22で、次期Mac用OSmacOS 13 Venturaを発表し、Beta版を開発者向けに公開しましたが、このmacOS 13 Ventura Beta 1では、AVIF(AV1 Image File Format)のプレビューが可能になっているそうです。

macOS 13 Ventura

 AVIFはAmazonやNetflix、Cisco, Googleなどが設立したAlliance for Open Mediaが開発するロイヤリティフリー&圧縮率の高い画像フォーマットで、AmazonやNetflixなど動画配信プラットフォームが積極的に採用していますが、

macOS Ventura Beta 1 has AVIF support, both in Finder and in the built-in Preview app:The main limitation is that Finder doesn’t have a *.avif file association with Preview yet.

macOS Ventura Beta 1 has AVIF support (just not in Safari yet) – Reddit

Redditユーザーが確認したところ、Ventura Beta 1にはAV1のS/Wデコーダー(AV1DecoderSW)が同梱され、関連付けはされていないものの、プレビューアプリやFinder、Quick LookでAVIFファイルを表示することが可能になっているそうです。

/System/Library/Video/Plug-Ins/AV1DecoderSW.bundle

 ただし、Redditユーザーや複数の開発者が確認したところによると、WebKitでは2021年04月からサポートに向けた動きのあるAVIFが、macOS 13 Venturaに同梱されているSafari (Safari v16)では現在もサポートされていないため、フルサポートまでにはまだ時間がかかりそうです。

Apple、Google、Microsoft、Mozillaの4メジャーブラウザーでAVIFをサポートしていないのは、現在のところSafariとEdgeの2つだそうです。

おまけ

 Apple OSでの画像フォーマットのサポートについては、WebPが2016年にリリースされたmacOS SierraおよびiOS 10, Safari v10でサポートされるはずだったものの、リリース段階になってSafariでの互換性の問題からサポートが見送られ

ついにSafari v14がWebPをサポート。

結局正式サポートされたのは4年後の2020年にリリースされたmacOS 11 Big SurやiOS 14、Safari v14となったので、AVIFフォーマットがmacOS 13 VenturaやiOS 16、Safari v16でサポートされるかは不明です。

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