EIZOがMac mini (M2,2023)とEIZOモニターの互換性情報を公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年01月24日(日本では02月03日)より、Apple M2/M2 Proチップを搭載した「Mac mini (2023)」の販売を開始しましたが、PC用モニターなどを販売するEIZO株式会社は03月07日、このMac mini (M2, 2023)とEIZO製モニターの互換性を公開しています。
- 2023年3月7日、最新情報に更新しました。
Mac mini (M2,2023)との互換性検証を実施しました。
Apple M1/M2シリーズチップ搭載Macとモニターの互換性 – EIZO
既に確認されている通り、Apple M2チップを搭載したMacBookシリーズは接続可能な外部モニターの数がApple M1チップと同じ1台に制限されており、Mac mini (M2,2023)に関してはモニターを搭載していないため、HDMIとThunderbolt 4ポートから各1台、合計2台の外部モニターを扱えるようになっています。
EIZOでは、それ以外の互換性もチェックし、ほぼ全てのColorEdgeおよびFlexScanシリーズとMac mini (M2, 2023)は互換性はあるものの、HDMI to HDMI接続の場合は、Macの仕様によりPCで一般的な「RGB・フルレンジの信号(全階調を表示できる状態)」が出力されず、テレビ用の「YUV・リミテッドレンジの信号(限定された階調を表示する状態)」が出力されるそうなので、
※5 外部モニターとMacを直接「HDMIケーブル」で接続した場合、モニター本来の発色や階調表現を行えない場合があります。詳細はこちらをご覧ください。
Mac miniに接続したモニターで正しい階調を表示したい方は、EIZOが公開している対処方法どおりThunderbolt 4接続を使用する、または可能な場合モニターの信号フォーマット設定を変更するようにしてみてください。
おまけ
上記は、あくまでもApple M2チップを搭載したMac miniの制限で、Apple M2 Proチップを搭載したMac miniは接続できるモニター数と最大解像度(HDMI 2.1サポート)が異なります。
Mac mini (M2, 2023) | Mac mini (M2 Pro, 2023) | ||
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外見 | |||
CPUコア | 8コア | 10コア | 12コア |
GPUコア | 10コア | 16コア | 19コア |
Neural Engine | 16コア (M1より40%向上) |
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メモリ | 8, 16, 24GB | 16, 32GB | |
ストレージ | 256, 512, 1TB, 2TB SSD | 512, 1TB, 2TB, 4TB, 8TB SSD | |
Ethernet | Gigabit Ethernet (オプション:10GbE) |
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USB-C | Thunderbolt 4 x2ポート (最大40Gb/s) |
Thunderbolt 4 x4ポート (最大40Gb/s) |
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USB-A | x2ポート (最大5Gb/s) | ||
HDMI | HDMI 2.0 x1ポート (最大4K@60Hz) |
HDMI 2.1 x1ポート (最大8K@60Hz/4K@240Hz) |
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合計ディスプレイサポート | 2台 | 3台 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E (802.11ax) | ||
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | ||
価格 | 84,800円 ~ | 184,800 ~ 632,800円 |
コメント
M2 Mac miniのモニタ接続可能台数は2台までですがHDMIを使用せずThunderboltポートのみで2台も可能です
DisplayPort出力のあるハブやドックを間に挟むことも可能です