Mac mini (2024)の筐体を上から押すだけで底面の電源ボタンを押すことが出来る3Dプリンターで作成可能な「Mac mini M4 Power Button Base」が公開されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年11月08日に発売したApple M4/M4 ProチップやThunderbolt 4/5ポートを搭載した「Mac mini (2024)」は、デザインの刷新にあわせ電源ボタンが底面に配置されたことにより、電源ボタンを押すのに必ずMac miniを持ち上げる/傾ける必要があるため、
Mac miniの底面に移動した電源ボタンをMacを動かさずに押せる複数のアイデアが3Dプリンターコミュニティ[1, 2, 3]から発案されていますが、新たにMac miniの下に敷くことでMac mini本体自体を電源ボタンにできるベース「Mac mini M4 Power Button Base」が3Dプリンターデータ共有サイトThingiverseで公開されています。
Mac mini M4 Power Button Base
Mac mini M4 Power Button Baseを公開したのは、Macアプリを開発するウクライナのGijs Raggersさんで、Mac mini M4 Power Button BaseはMain Crossという十字型のベースと、その十字の先に取り付ける足だけで出来ており、
十字型のベースを3Dプリンター素材として一般的なPLAなど柔軟性のある素材で印刷し、十字型ベースを少し反らせる(bit of bending)ことでMac miniが押されると敷かれたベースが沈み、電源ボタンを押す仕組みになっているそうです。
RaggersさんはMac mini M4 Power Button Baseの3Dデータ(STL)をCC BY-SAライセンスでThingiverseに公開しており、もし、このアイデアをサポートしてくれるならRaggersさんが開発したMac用ファイルリネームアプリ「Rename X」を購入してくださいとコメントしています。
追記
公開された動画に映っているのは、少し改良され、Mac miniのボトムケースを安定して支えるためのリングが追加されているそうです。
- Mac mini M4 Power Button Base – Thingiverse
- Nailed the Mac mini power button issue – Reddut
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