iCloudバックアップなどのデータのE2E暗号化を行える高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが登録可能になった「macOS 13.2 Ventura」が正式にリリース。

macOS 13.2 Ventura Build 22D49のリリースノ macOS 13 Ventura
macOS 13.2 Ventura Build 22D49のリリースノ
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 iCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが登録可能になった「macOS 13.2 Ventura」が正式にリリースされています。詳細は以下から。

macOS 13 Ventura

 Appleは現地時間2023年01月23日、iPhoneやiPad向けにiCloudバックアップやメモ、写真など23種類のデータのE2E暗号化を行えるiCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーに対応したiOS/iPadOS 16.3をリリースしましたが、同様の機能を実装した「macOS 13.2 Ventura Build 22D49」も正式にリリースされています。

macOS 13.2 Ventura Build 22D49のリリースノ

このアップデートではiCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが導入されます。このアップデートにはMacでのその他の機能向上とバグ修正も含まれます。

リリースノートより

 macOS 13.2 Venturaでは、iOS/iPadOS 16.3と同じくiCloud用の高度なデータ保護設定を有効にできるようになったほか、Apple IDアカウントに「YubiKey 5C NFC/5Ci (レビュー)」などFIDO認証を取得したセキュリティキーを設定し、2ファクタ認証に利用する事が可能になっています。

FIDO® Certifiedセキュリティキーは、サインイン時の本人確認に使用できる他社製ハードウェアです。

FIDO® Certifiedセキュリティキーは、サインイン時の本人確認に使用できる他社製ハードウェアです。

 また、同バージョンではフリーボードで、Apple Pencilまたは指を使って描画した筆線が表示されない不具合やVoiceOverのオーディオフィードバックが停止不具合、複数の脆弱性が修正されているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをおすすめします。

リリースノート

このアップデートではiCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが導入されます。このアップデートにはMacでのその他の機能向上とバグ修正も含まれます。

  • iCloud用の高度なデータ保護により、エンドツーエンドの暗号化で保護されるiCloudデータのカテゴリが、iCloudバックアップ、メモ、写真を含む合計23種類に拡大し、クラウドでデータ漏洩が起きた場合でも情報を保護することが可能
  • Apple ID用のセキュリティキーを使用すると、物理的なセキュリティキーがないとサインインできなくなり、アカウントのセキュリティを強化することが可能
  • フリーボードで、Apple Pencilまたは指を使って描画した筆線が共有ボードに表示されないことがある問題を修正
  • 入力中にVoiceOverのオーディオフィードバックが停止することがある問題を修正

一部の機能は、地域やApple デバイスによっては使用できません。

  • macOS 13 Venturaの新機能まとめ (準備中)

コメント

  1. 匿名 より:

    DisplayPort 1.2の問題直ってるだろうか?(人任せ)

  2. 匿名 より:

    高度なデータ保護は利用できません
    ってなるんだけど
    これ同じデバイスでもバックアップから復元しただけで別のデバイス判定されて数ヶ月暗号化できないのか?
    ゴミやん

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