Apple、WebKitのゼロデイ脆弱性やiCloud設定が応答しない不具合を修正しiPhone 14の衝突事故検出の最適化を行った「iOS/iPadOS 16.3.1 (20D67)」をリリース。

iOS/iPadOS 16.3.1 iOS 16/iPadOS 16
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 AppleがWebKitのゼロデイ脆弱性やiCloud設定が応答しない不具合を修正しiPhone 14の衝突事故検出の最適化を行った「iOS/iPadOS 16.3.1」をリリースしています。詳細は以下から。

iOS 16

 Appleは現地時間2023年02月13日、、iPhone 8以降のiPhone、iPad Pro、iPad Air (第3世代)、iPad (第5世代)、iPad mini (第5世代)以降のiPadに対し「iOS/iPadOS 16.3.1 Build 20D67」をリリースしています。

iOS/iPadOS 16.3.1

このアップデートには、iPhone/iPad用の重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。

リリースノートより

iOS/iPadOS 16.3.1

 2023年01月にリリースされたiOS/iPadOS 16.3のHofixとなるiOS/iPadOS 16.3.1では、同時にリリースされたmacOS 13.2.1 Venturaと同じく、Pangu LabやGoogleのProject Zeroチームにより報告されたKernelの脆弱性(CVE-2023-23514)が1件と、匿名のセキュリティ研究者によって報告されたWebKitに関する脆弱性(CVE-2023-23529 )1件が修正されており、後者は既に悪用が確認されたという報告を受けており、

About the security content of iOS 16.3.1 and iPadOS 16.3.1

加えて、AppleはiOS 16.3.1でiCloudがアプリで使用されるとiCloud設定が応答しなくなる/間違って表示される場合がある問題や、Siriからの探すリクエストが機能しない問題、スキーなどで誤検出が報告されているiPhone 14とiPhone 14 Proモデルの衝突事故検出の最適化を行っているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。

Appleは同時にwatchOS 9.3.1やtvOS 16.3.2も公開しています。

iOS/iPadOS 16.3.1

このアップデートには以下の重要なバグ修正とiPhone用のセキュリティアップデートが含まれます:

  • iCloudがAppで使用されていると、iCloud設定が応答しない、または間違って表示される場合がある問題
  • Siriからの“探す”リクエストが機能しない場合がある問題
  • iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化 (iOSのみ)

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