macOS 10.14 MojaveとiOS 12で追加された「連係カメラ」とmacOS 13 VenturaとiOS 16の「iPhoneをWebカメラとして使う」機能を勘違いしてアプリがリジェクトされる問題が発生しているもよう。

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 macOS 10.14 MojaveとiOS 12で追加された「連係カメラ」とmacOS 13 VenturaとiOS 16の「iPhoneをWebカメラとして使う」機能を、勘違いしてアプリのレビューが通らなくなっている問題が発生しているそうです。詳細は以下から。

Yoink for macOS 11 Big Sur

 Appleは2022年06月に開催したWWDC22で、次期macOS 13 VenturaとiOS 16の新機能として、iPhoneをMacのWebカメラとして利用できるようにする機能を実装すると発表しましたが、この機能のせいで、アプリのレビューがリジェクトされるという事態が発生しているそうです。

Continuity CameraのiPhone-as-a-webcam-for-your-Mac

連係カメラの一機能となるiPhoneをウェブカメラとして使う

連係カメラ
iPhoneのパワフルなカメラシステムをMacと組み合わせると、ウェブカメラでは絶対にできなかったことができるように。iPhoneをMacに近づけるだけで、カメラからの入力が自動的にiPhoneに切り替わります。ワイヤレスで機能するので、ケーブルをつなぐ必要はありません。(iPhone XR以降で利用できます。)

macOS Venturaプレビュー – Apple

 MacやiPhoneを2018年以前から利用しているユーザーは、macOS 10.14 MojaveとiOS 12で連係カメラ (Continuity Camera)」という機能が実装され、iPhoneで撮影した写真や書類をMacに瞬時に転送できるようになっていることを知っていると思いますが、

Continuity Cameraのデモ

WWDC18で披露されたContinuity Camera機能

AppleがWWDC22で紹介した「iPhoneをMacのWebカメラとして利用できるようにする (iPhone as a webcam for your Mac)」機能は、この「連係カメラ (Continuity Camera)」機能の一機能として実装さているため、正式な名前がなく、Appleのレビュワーの間では両方「連係カメラ(Continuity Camera)」として認識されているようです。

Continuity Camera

WWDC22で発表されたContinuity Camera

 この機能をユーザーが利用する上では困ることはないと思いますが、アプリのレビューではリリース前のAppleソフトウェアやサービスの情報はアプリの説明に記載してはいけないという決まりがあるため、macOS 13 VenturaとiOS 16の連係カメラ機能ではなく、macOS 10.14 MojaveやiOS 12で実装された連係カメラ機能について記載していても、リジェクトされるそうで、

Confidential Nature of Pre-Release Apple Software and Services

連係カメラ機能をサポートしたMac用ファイル/クリップボード・ユーティリティYoink for Macを開発しているEternal Storms SoftwareのMatthias Gansriglerさんは、この問題のため、現在Yoink for Macをアップデートできないそうなので、レビュワーが間違いを認識するまでYoink for Macのアップデートはないようです。