MacStadium、Mac Studio (2022)のベアメタルサーバーの提供を2022年夏頃に開始。

　MacStadiumが2022年夏頃に「Mac Studio (2022)」のベアメタルサーバーの提供を開始するそうです。詳細は以下から。

　Mac miniやMac Proのホスティング・サービス(IaaS)を手掛ける米MacStadiumのCEO Brian Stuckiさんは現地時間2022年06月01日、クラウドホスティングされた「Mac Studio (2022)」のベアメタルサーバーの提供を2022年夏頃に開始すると発表しています。

Apple recently announced a new powerhouse in its desktop lineup – the Mac Studio. As the first to offer new Mac devices in the cloud, we are happy to announce that we expect to have bare metal, cloud-hosted Mac Studios generally available by Summer’s end.

The New Mac Studio is Coming to MacStadium – MacStadium Blog

　MacStadiumは、Appleや大小様々な企業と協力し2018年時点で約8,000台のMac miniを管理しており、2020年にはMac mini (M1, 2020)のホスティングも開始していますが、Mac Studioの筐体はMac mini 約2.6台分のサイズながら、Apple M1チップの2~3倍のマルチコアスコアを誇るApple M1 Max/Ultraチップを搭載し、

2018年10月のApple Eventで披露されたMacStadiumのコロケーションデータセンター

Xcodeベンチマークテストでは、Mac Studio UltraチップモデルはMac miniに搭載されているM1チップの約半分の時間でコンパイルを処理できワットパフォーマンスも優れているため、サービスが開始されれば現在提供されているBare Metal Mac mini/Mac Proより人気が出そうです。

おまけ

　MacStadiumは現在Mac Studioのベアメタルサーバー用にラックマウントシステムを作成し、Mac Studioが届くのを待っているそうですが、上海のロックダウンの影響か、04月時点ではMac Studioが全く購入できず、04月にカスタムオーダーしたMac Studioが05月下旬になって届き始めたそうなので、システム構成や料金プランなどは今後発表されると思われます。

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