MacStadiumが月額99ドルからApple Siliconを搭載したMac mini (M1, 2020)のホスティングサービスを開始しています。詳細は以下から。
アメリカのネバダ州やジョージア州でMac miniやMac Proのホスティング・サービス(IaaS)を提供しているMacStadiumは現地時間2020年12月15日、Appleが11月に販売を開始ししたApple Silicon M1チップ搭載のMac mini (M1, 2020)のホスティングサービスを開始したと発表しています。
MacStadiumはこれまでも、Appleと協力してXServeやMac mini、Mac Pro、iMac Proなどのホスティングサービスを行っていましたが、今回新たに第8世代となるMac mini (M1, 2020)が追加されたそうで、
Mac mini (M1, 2020)のホスティングプランで選択可能なデータセンターのリージョンは米ネバタ州のラスベガスかジョージア州のアトランタ、アイルランドのダブリンで、Mac miniはベースモデルとなるMac mini (M1, 2020) 8GB RAM, 256GB ストレージが月額99ドルからで、今後は16GB RAM, 256GB/1TBストレージプランを月額109ドル/129ドルで開始し、既存のIntel Mac miniのホスティングサービスも引き続き提供するそうです。
MacのホスティングサービスについてはAmazonがAWS re:Invent 2020でEC2 Mac インスタンスを発表し、既にIntel Macでの提供を開始しており、Apple M1チップ搭載のMacも2021年にサービスを開始すると発表しているので、主にアプリやサービスのテストのためにMacを購入されていた方は今後利用してみるのもいいかもしれません。
おまけ
ちなみに、Mac(macOS)のリースはmacOS 10.15 Catalinaまでライセンス的に”Gray Area“でしたが、AppleはmacOS 11 Big SurでmacOSのソフトウェア利用許諾契約をアップデートし、デベロッパーサービスのためのリースを許可しています。
3.許諾されたデベロッパサービスのためのリース
A. リース お客様は、以下のすべての条件が満たされる場合に限り、有効な使用許諾を受けたバージョンのAppleソフトウェアを、完全な形で、個人または組織(以下、それぞれを「リース賃借者」といいます)にリースまたはサブリースすることができます。SOFTWARE LICENSE AGREEMENT FOR macOS Big Surより
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