Mac StudioにはmacOS 12.2 Montereyのカスタムビルドがプリインストールされているため、macOS 12.3へアップデートするまでユニバーサルコントロールやセンターフレームは利用できないので注意を。

macOS 12.2 Monterey Build 21D2048 for Mac Studio Mac Studio
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 Mac StudioにはmacOS 12.2 Montereyのカスタムビルがプリインストールされているため、macOS 12.3へアップデートするまでユニバーサルコントロールやセンターフレームは利用できません。詳細は以下から。


 Appleは現地時間2022年03月18日より、最大20-core CPU, 64-core GPU, 128GBメモリのApple M1 Ultra」チップを搭載可能なMac Studioの発売を開始しましたが、このMac Studioには「macOS 12.2 Monterey Build 21D2048」がプリインストールされています。

macOS 12.2 Monterey Build 21D2048 for Mac Studio

 このmacOS 12.2はいわゆるFactory OSで、Appleが02月にリリースしたゼロデイ脆弱性を修正したmacOS 12.2.1 Monterey Build 21D62より前のバージョンとなっており、セキュリティとして脆弱なほか、システム要件がmacOS 12.3以降で1組のキーボードとマウスで最大3台のMacとiPadを操作できるユニバーサルコントロール」機能や、

Mac Studioとユニバーサルコントロール

A13 Bionicチップと超広角カメラが搭載され、機械学習を利用しユーザーの顔を常にフレーム中央に映るようカメラをズームイン/アウトしてくれるセンターフレーム (英語ではCenter Stage)」機能が利用できないので、Mac Studioを購入された方は、まず最初にOSのアップデートを行うことをお勧めします。

Studio Display support Center Stage

センターフレームのオン/オフを切り替える
macOS Monterey 12.3以降では、Apple Studio DisplayがMacに接続されている場合は、センターフレームを使用できます。 センターフレームを使用すると、ビデオ通話中にあなたが動き回っても、あなたやほかの人がフレームの中心から外れないようになります。

MacでFaceTime通話のビデオエフェクトを変更する – Apple サポート

おまけ

 ちなみに、AppleはmacOS 12 Montereyで、Macがネットワークに接続され、プリインストールされたmacOSが最新のバージョンでない場合、macOSのセットアップ前にOSをアップデートを行える機能を追加しています。

macOS 12 Montereyのセットアップ前アップデート

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