AppleのVirtualizationフレームワークを利用し、Apple Silicon Macで簡単に仮想macOSマシンを作成できる「virtualOS」がMac App Storeでリリースされています。詳細は以下から。
Appleは2021年10月にリリースしたmacOS 12 Montereyで、macOS 11 Big Surで導入した「Virtualizationフレームワーク」をアップデートし、新たにApple Silicon Mac上でmacOSの仮想化を追加サポートしたため、既にParallels DesktopやUTMが、Apple Silicon Mac上で仮想macOSマシンの作成をサポートしていますが、
このVirtualizationフレームワークを利用し、Apple Silicon Mac上で簡単に仮想macOSマシンを作成できる「virtualOS」が新たにMac App Storeでリリースされています。
Run a virtual macOS machine on your Apple Silicon computer.
On first start, the latest macOS restore image is automatically downloaded from Apple servers. After installation is finished, you can start using the virtual machine by performing the initial operating system setup.virtualOS – Mac App Store
virtualOSの使い方
virtualOSをリリースしたのはHacker News Readerなどを開発するJahn Bertschさんで、2021年にKhaos Tianさんが公開した「MacVM」をベースに、オープンソース(Apache License 2.0)で開発されており、
アプリを起動して、仮想マシンのCPU、RAM、スクリーンサイズを設定し、仮想マシンをスタートするだけで、AppleのサーバーからmacOSのリストアイメージ(RestoreImage.ipsw)を自動的にダウンロードして、仮想マシンを作成してくれます。
~/Library/Containers/com.github.yep.ios.virtualOS/Data/RestoreImage.ipsw #イメージファイルのディレクトリ
virtualOSのシステム要件はmacOS 12.0 Monterey以上を搭載したApple Silicon Macで、現在のところ複数の仮想マシンの管理はできませんが、アプリはMac App Storeで無料で公開されているので、興味のある方は試してみてください。
- virtualOS – Mac App Store
- yep/virtualOS: macOS Virtual Machine – GitHub
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