macOS 12 MontereyではVirtualizationフレームワークを利用してApple Silicon Mac上でmacOSの仮想化が可能に。

MacVM-build-macOS-12-Monterey-VM-using-Virtualization-framework-api 仮想環境
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 macOS 12 Montereyでは新しいVirtualizationフレームワークを利用してApple Silicon MacでmacOSの仮想化が可能になるそうです。詳細は以下から。

macOS 12 Monterey logo icon

 Appleは昨年06月に開催したWWDC20の中で、macOS 11 Big Surでは新しいVirtualizationフレームワークが実装され、より簡単にARMベースのLinux仮想マシンをApple Silicon Mac上に作成&管理できるようになると発表しましたが、macOS 11 Big Surでは、このVirtualizationフレームワークはARMベースのLinuxカーネルのみの対応で、macOSの仮想マシンの作成はできない状態でした。

Hypervisor Virtualization on Apple Silicon Mac

The Virtualization framework provides high-level APIs for creating and managing virtual machines on Apple silicon and Intel-based Mac computers. Use this framework to boot and run a Linux-based operating system in a custom environment that you define.

Virtualization – Apple Developer Documentation

 これに対し、元Appleのインターン生で現在はRobinhoodでiOSエンジニアを務めるKhaos TianさんがmacOS 12 MontereyのBeta版をチェックしたところ、AppleはMontereyでVirtualizationフレームワークをアップデートし、新たにApple Silicon Mac上でmacOSの仮想化をサポートしているそうです。

macOS Monterey added support for virtualizing macOS with Apple silicon host.This project provides an example project for the setup.

KhaosT/MacVM: macOS VM for Apple Silicon using Virtualization API – GitHub

 その後、TianさんはmacOS 12 MontereyのVirtualizationフレームワーク(新しいAPI)を利用し、Apple Silicon Mac上でmacOSの仮想マシンを作成できる「MacVM」を公開しているので、MontereyのBeta版にアクセスできる方は試してみてください。

macOS VM for Apple Silicon using Virtualization API

macOS 12.0 Beta 2ではmacOSの認証サーバーを”gs.apple.com”に書き換える必要があるそうです。

コメント

  1. 匿名 より:

    Montereyホストの環境で出来るってことか。
    M1持ってるが、ディスク領域がないから別コンテナにMontereyインストールしたいけど入れられない。
    秋まで待つか・・・

  2. 匿名 より:

    これで、安心。
    Paralles も VMWare も Virtualization framework に対応している(はず)なので、年末までには、無事に異なるバージョンの macOS/ARM64 を動かせられそう。動作テストに必須なのよ

  3. 匿名 より:

    m1でスノーレパードサーバー動くってこと?

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