Apple Musicで再生する曲と使用中のDACデバイスに合わせて、サンプリングレートを自動的に切り替えてくれるMacアプリ「LosslessSwitcher」がリリース。

LosslessSwitcher AppleMusic
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 Apple Musicで再生する曲にと使用中のデバイスに合わせて、サンプリングレートを自動的に切り替えてくれるMacアプリ「LosslessSwitcher」がリリースされています。詳細は以下から。

LosslessSwitcher

 Appleは2021年6月より、Apple MusicでDolby Atmosによる空間オーディオとALACによるロスレスオーディオを提供を開始し、現在はDACを接続したMacやDAC内臓のMac Studio (2022)MacBook Pro (2021)とハイインピーダンスヘッドホン環境があれば、

アンプ内蔵のMac Studio

Macのミュージックアプリで、Apple Musicで配信されているハイレゾ音源を楽しむことができますが、その際に、Macに接続されているデバイスとApple Musicで配信されている曲に合わせて、最適なサンプリングレートに切り替えてくれるアプリ「LosslessSwitcher」が新たにリリースされています。

Hi-Res LosslessをサポートしたMacのミュージックアプリ

LosslessSwitcher

 LosslessSwitcherはシンガポールの学生で、WWDC20/21 Swift Student Challengeの受賞者のVincent Neoさんが開発したユーティリティで、AppleはmacOS 11.4でApple Musicのロスレスをサポートしたにも関わらず、MacのミュージックアプリはiOSのミュージックアプリとは異なり、macOS 12.3.1でも再生中の音楽に合わせてサンプリングレートを自動的に変更してくれないため、このアプリを開発したそうで、

Ever since Apple Music Lossless launched along with macOS 11.4, the app would never switch the sample rates according to the song that was playing. A trip down to the Audio MIDI Setup app was required. This still happens today, with macOS 12.3.1, despite iOS’s Music app having such an ability.

vincentneo/LosslessSwitcher: Automated Apple Music Lossless Sample Rate Switching for Audio Devices on Macs. – GitHub

使い方はLosslessSwitcherアプリを起動し、ハイレゾ再生が可能な環境のMacでミュージックアプリを使用してハイレゾ音源を再生するだけで、Apple Musicのログ(OSLogStore)読み取り、現在のMacの環境とApple Musicで配信されている楽曲で利用可能な最大のサンプリングレートで、曲を再生してくれるようになっています。

LosslessSwitcher

 LosslessSwitcherはオープンソースで開発されており、システム要件はmacOS 11.4 Big Sur以上で、メニューバーアイコンに現在のサンプルレートを表示することも可能で、Denon PMA-50やTopping DX7 Proなどの外部アンプでも動作するそうなので、興味のある方は試してみてください。

LosslessSwitcher for Mac

コメント

  1. 匿名 より:

    標準でもおかしくないぐらいの機能だなぁ

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