MacとAndroidデバイスを接続しシステム状態の確認やファイル転送、アプリの管理などが行えるオープンソースのMacアプリ「Debloatfy」がリリースされています。詳細は以下から。
DebloatfyはアゼルバイジャンでエンジニアをされているNijat Hamidさんが今年02月から開発しているMacアプリで、MacからUSB接続したAndroidデバイスのシステム情報やプリインストールアプリの削除、バックアップ/復元、ファイルの転送などを行うことが可能ですが、このDebloatfyの初期版がリリースされています。
Debloatfy streamlines the management of your Android devices directly from your macOS system with an intuitive SwiftUI interface.With Debloatfy, you can effortlessly transfer files between your macOS and Android devices, manage applications, and create backups—all through a single, elegant interface leveraging ADB connectivity.
Nijat-Hamid/Debloatfy-Android_App_Debloater – GitHub
DebloatfyはMacとAndroidをUSB接続しAndroid Debug Bridge (ADB)経由で通信を行うため、利用するにはまずAndroid側で[デバイス情報]を開き、ビルド番号を7回タップして開発者オプションを有効にし、USBデバッグをONにします。
後は、MacとAndroidデバイスをUSB接続し[Check Again]ボタンをクリックするだけで、MacからAndroidデバイスのシステム情報の確認や不要なプリインストールアプリの削除(Debloat)、再インストール、ファイル転送などが可能になります。
Debloatfyのシステム要件はmacOS 15.2 Sequoia以降のIntel/Apple Silicon Macで、オープンソース(MIT)で開発されアプリはGitHubリポジトリからダウンロードできますが、現在のところアプリは開発者署名もAppleの公証も取得していないため、
利用する際はシステム設定アプリの[セキュリティとプライバシー]からGatekeeperをマニュアルでパスさせる必要がるので、気になる方は自己責任で試してみてください。
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