Blender、ロシアからのアクセスは遮断せずにアーティストと開発者の自由を守ると発表。

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 Blender Foundationはロシアのウクライナ侵攻を非難するも、ロシアからのアクセスは遮断せずアーティストと開発者の自由を守ると発表しています。詳細は以下から。

Blender

  オランダBlender Foundationは現地時間2022年03月09日、レンダリングエンジンCyclesでApple M1およびAMDグラフィックス搭載のMacでMetal GPUバックエンドをサポートしたBlender v3.1をリリースしましたが、Blender Foundation会長のTon Roosendaalさんは同日、ロシアのウクライナ侵攻を非難するとした声明を発表しました。

 Roosendaalさんは、ロシアのウクライナ侵攻を非難する一方、ここ数日の間、ロシアからのblender.orgへのアクセスをブロックする、またはBlenderを起動した際に表示されるスプラッシュ画面にメッセージを追加すべきだというメッセージを受け取ったそうですが、フリーソフトウェアとして全ての人々のために貢献し、アーティストと開発者の自由を守るという使命の下に、そのようなことは行わないとコメントしています。

The war in Ukraine

In the past few days we have received messages that we should block access to blender.org from Russia, or add a message in the Blender splash.This, however, is not the best thing I believe we should do. I wish to hold the principles of our mission high – to contribute to Free Software for everyone and to defend the freedom of artists and developers.

The war in Ukraine — blender.org

 また、Blenderチームは共同または個別でオランダに来る難民の支援などを適切なチャンネルを通じて行うと発表しています。

コメント

  1. 匿名 より:

    ウクライナのアーティストと開発者の自由はロシアの侵攻で命ごと奪われたのに、ロシアのアーティストと開発者の自由は守るんだな。

  2. 匿名 より:

    Blender開発者は本当は何が起きているのかを知ってるのかもしれない。

  3. 匿名 より:

    素晴らしい、最近各社の動きが差別的なんでうんざりしてた

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