macOS 11 Big Surへ最適化され、Quick Actionsや絵文字SF Symbols機能を追加したベクターグラフィックスアプリ「Vectornator 4.0 for Mac/iPad」がリリースされています。詳細は以下から。
元WWDC2018のスカラシップで現在はLinearity GmbHを設立したベクターグラフィックスアプリ「Vectornator」の開発を行っているドイツのVladimir Danilaさんは現地時間2021年03月29日、iOS/iPadOSはもちろんMac Catalystを利用してmacOSにも対応したVectornatorのメジャーアップデートとなる「Vectornator v4.0」を新たにリリースしたと発表しています。
Vectornator v4.0の新機能
macOS
Vectornator v4.0では以前から予告されていたとおり、AppleがmacOS 11 Big Surで導入した最新のMac Catalystを利用し、フルハイトのサイドバーやスライダー、カラーピッカーなどがアップデートされていますが、これに伴いMac版はシステム要件がmacOS 11 Big Sur以上になっています。
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Quick Actions
また、Vectornator v4.0ではオブジェクトを素早く編集できるよう、使用頻度に合わせたアクションを選択中のオブジェクトの直ぐ下に表示してくれる「Quick Actions」機能が実装されており、このQuick Actionsから不透明度の編集やスタックの順序の入れ替え、ブーリアン操作などを行うことが可能になっています。
SF Symbolsと絵文字
Appleは現在、Apple系OSのシステムフォントとなるSFフォントから派生したベクターシンボル「SF Symbols」を公開していますが、Vectornator v4.0ではこのSF SymbolsがiOS/watchOS/Androidテンプレートと同じくライブラリに追加され、ユーザーがドラッグ&ドロップで利用できるようになりました。
また、Vectornator v4.0では絵文字がテキストオブジェクトとして扱える用になったほか、新規ドキュメント作成の画面もアップデートされており、システム要件はアップデートされたものの、引き続き無料で利用できるようになっているので、興味のある方は試してみてください。
- Vectornator – Linearity GmbH
- Vectornator Pro: Vector Design – App Store
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