j5createがmacOS 11 Big SurとApple Silicon Macとの互換性情報を公開しています。詳細は以下から。
台湾のサードパーティメーカーj5createは日本時間2021年01月13日、検証中としていたmacOS 11 Big SurおよびApple Silicon M1チップを搭載したMacと自社製品の互換性情報をアップデートし、一部のDockやアダプターがApple Silicon Macを搭載したIntel/Apple M1チップ搭載のMacで現在も非対応だと発表しています。
MacOS11更新とM1チップ機種の対応状況をご報告いたします。
- ★【非M1チップ機種のBig Sur環境】デュアルディスプレ製品が使用可能です(カスタマーセンターまでお問合せを)。LAN製品はまだ対応しておりません。
- ★【M1チップ機種】デュアルディスプレイ製品とLAN製品ともまだ対応しておりません。
MacOS11更新とM1チップ機種の対応状況 – new-jp-j5create
macOS 11 Big Sur環境で利用できないのは「Type-C to ギガビットイーサネット HDMI 2portハブマルチアダプター (JCA374)」などのLANポート付き製品で、詳細を見てみると、やはり他のサードパーティメーカーも非対応としているASIX製チップを搭載したUSB to Ethernetアダプタがその対象となっているようです。
AXISは現在、Appleが対応を求めているカーネル拡張(kext)に代わるフレームワーク「DriverKit (dxet)」を利用したドライバーを開発しており、Beta版も公開されていますが、これらを利用するにはシステム整合性保護(SIP)を無効にする必要があるので、これからApple Silicon MacとLANポート付きDockやアダプターの購入を検討されている方はドライバのインストール無しで利用可能なRealtek製チップ搭載を選択したほうがスムーズに移行できると思います。
- AX88179在macOS Big Sur 上的驱动安装 – ASIX
- MacOS11更新とM1チップ機種の対応状況 –j5create
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