Apple Silicon M1プロセッサ搭載のMacでAdobe Premiere ProをRosetta 2エミュレーションで利用するとキーボードショートカットがグレーアウトする不具合。ます。詳細は以下から。
Adobeは現在、Adobe製アプリとAppleが2020年11月にリリース/販売を開始したmacOS 11 Big SurおよびApple Silicon M1チップを搭載したMacとの互換性を検証しており、PhotoshopやLightroom(2)、InDesign、Bridgeなどで複数の不具合を確認していますが、
現地時間2021年01月12日、新たに動画編集アプリ「Premiere Pro」とmacOS 11 Big SurおよびApple Silicon M1チップ搭載のMacとの互換性情報を公開しています。
Adobeによると、最新のバージョンのPremiere ProはmacOS 11 Big Surと互換性があり問題なく動作するものの、Premiere Pro v14.6以降をApple Silicon M1プロセッサを搭載したMacでRosetta 2エミュレーションを利用して動作させると、以下のようにキーボードショートカット(メニュー)がグレーアウトする不具合が確認されているそうです。
Issue : Keyboard shortcuts are always greyed out.
Workaround : No workaround required. The keyboard shortcuts are greyed out but they still function correctly.Learn about compatibility between Premiere Pro, Apple Silicon, and Big Sur – Adobe
この不具合はキーボードショートカットのメニューがグレーアウトしているだけで、実際には操作可能となっており、昨年末にはApple Silicon Macにネイティブ対応したPremiere ProのBeta版も公開されていますが、こちらはRosetta 2エミュレーションベースより多くの不具合と実装されていない機能があるので、利用される方はバックアップを作成して別のテスト環境を用意して試すことをお勧めします。
おまけ
また、Adobeは2020年末、最新のAdobe Photoshop 2021 (v22.x)でファイルを開く、または保存する際に「この操作を完了できませんでした。プログラムエラーです。」や「プログラムエラーにより”yourfilename.psd”を保存できませんでした。」というエラーが表示される問題がプラットフォーム(Windows/macOS)やOSのバージョンに関係なく発生しているとして、サポートドキュメントを公開しています。
コメント
Adobe、M1で不具合多過ぎだろ
Adobe使うなら、Apple製品は使うのやめた方が良いな。