Apple Silicon搭載のMacにネイティブ対応し、iCloudモード設定や自動保存機能が追加された日本語テキストエディタ「mi 3.5」がリリースされています。詳細は以下から。
miは上山大輔さんが1996年頃にミミカキエディットとしてリリースした老舗のMac用テキストエディタで、現在では縦書きやSFTP/FTPを利用したリモートファイル編集、ダークモードなどをサポートしていますが、日本時間2020年12月03日付でmiエディタの最新バージョンとなる「mi v3.5」がリリースされています。
mi v3.5ではIntelとApple Silicon MacをネイティブサポートしたUniversal Binary化されたほか、モード設定データをiCloud経由で複数のMacと共有できる「iCloudモード設定機能」、新規ドキュメント以外のドキュメントを自動保存する「自動保存機能」が追加されています。
iCloudモード設定機能のモード設定データは有効にすると初回セットアップが行われ、iCloud Driveのmiフォルダ内に”.mi”ファイルが作成されて共有可能になり、同じくmi v3.5ではControl + アルファベットキーのキーバインドがmacOS標準に変更されているので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
mi v3.5 リリースノート
- Apple Silicon搭載Macにネイティブ対応しました。
ユニバーサルバイナリですので、Intel 64bitとApple Siliconの両方のCPUに対応しております。 - iCloudモード設定機能を追加しました。
モード設定データ(ツールバー項目等を含む)を、複数のMac(同じiCloudアカウントのMac)で共有できるようになります。環境設定(⌘+カンマキー)の「一般」タブの「iCloudにモード設定データを保存する」をONにすると、有効になります。
※モード設定データは、iCloudドライブの「mi」フォルダの「.mi」フォルダ(不可視フォルダ)に保存されます。 - Control+アルファベットキーのキーバインド設定のデフォルト動作を、macOS標準の動作に変更しました。
※バージョン3.0.4以前の旧動作に変更したい場合は、環境設定(⌘+カンマキー)の「操作」タブの「Control+アルファベットにバージョン3.0.4以前の旧キーバインドを割り当てる」をONに変更願います。 - 自動保存機能を追加しました。
環境設定(⌘+カンマキー)の「一般」タブの「自動保存を有効にする」をONにすると、新規ドキュメント以外のドキュメントを自動保存します。
- mi – テキストエディタ – mimikaki.net
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