Googleの「Gmail」とMicrosoftの「Outlook」アプリがiOS 14でデフォルトメールアプリの設定に対応しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年09月16日にリリースした「iOS 14/iPadOS 14」では、デフォルト・ブラウザ/メールアプリであるSafariとMailアプリを、サードパーティ製アプリに変更することが可能になっていますが、このデフォルトメールアプリの対応にGoogleの「Gmail」とMicrosoftの「Outlook」アプリが対応しています。
NEW: With iOS 14, you can now set Gmail as your default email app. Follow the in-app prompt or go to Settings > Gmail to set Gmail as Default.
Gmail – Email by Google – App Store
iOS 14/iPadOS 14ででサードパーティ製アプリをデフォルトブラウザ/メールに設定するにはブラウザ/メールアプリ側の対応が必要ですが、Gmailは現地時間2020年09月21日、Outlookは09月16日のアップデートでこれに対応しており、最新のGmail/Outlookアプリでは、設定アプリから[サードパーティ製メールアプリ]の設定 → [デフォルトのメールApp]でデフォルトメールアプリにGmail/Outlookアプリを設定することが可能です。
メールアプリはレンダリングエンジンに「WebKit」を採用しなければならないブラウザアプリと違い、ほぼ全ての機能を提供できますが、初期リリースのiOS 14ではiPhone/iPadを再起動するとデフォルト・ブラウザ/メールアプリがSafari/Mailアプリに戻ってしまう不具合があり、
Safari/Mailアプリ以外がデフォルトに設定されていると、サードパーティアプリからリンクやメールアドレスを開く際にユーザー確認が求められるので、その辺りは今後のiOSアップデートで改善されると思われます。
おまけ
ちなみに、iPadOS 14ではMicrosoft製アプリもiPadOSのマルチタスク機能をサポートし、OutlookやOneDrive、Edge間でテキスト/画像をドラッグ&ドロップで渡すことが可能になっているそうです。/p>
- Microsoft Outlook – App Store
- Gmail – Email by Google – App Store
コメント