iOS 14/iPadOS 14のSafariではWebAuthn APIにより、セキュリティキーとしてTouch/Face IDを利用したWebサイトへのログインが可能に。

iPhoneをセキュリティキーとして利用 iOS14
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 iOS 14/iPadOS 14のSafariではWebAuthn APIのサポートにより、セキュリティキーとしてTouch/Face IDを利用したWebサイトへログインが可能になっています。詳細は以下から。

Appleの新しいセキュリティ機能「Face ID」のアイコン

 Appleは2020年06月にオンラインで開催したWWDC20で、次期macOS 11 Big SurやiOS 14/iPadOS 14のデフォルトブラウザとなるSafari v14では、Web Authentication API (WebAuthn API)の実装により、WebサイトへのログインにMacBookやiPhone、iPadに搭載されているTouch IDやFace IDをセキュリティキー(多要素認証)として利用できるようにすると発表しましたが、

Meet Face ID and Touch ID for the web

現地時間2020年09月16日にリリースされたiOS 14/iPadOS 14では、既に一部のAndroidスマートフォンが対応しているように、iPhoneやiPadに搭載されている生体認証システム(Touch ID/Face ID)をセキュリティキーとして登録できるようになっています。

Web Authentication APIによるFace IDの実装

iOS 13.3/iPadOS 13.3以降のSafariでは、FIDO2準拠のNFC、USB、Lightningセキュリティキーをサポートしています。

 これにより、GitHubなど2認証要素にセキュリティキーをサポートしたサイトでは、Touch ID/Face IDを搭載したiPhoneを登録することで、アカウントとパスワードをKeychainからTouch ID/Face IDで呼び出し、セキュリティキーの接続もTouch ID/Face IDで行い、シームレスにログインできるので、アップグレードされた方は試してみてください。

おまけ

 Touch ID/Face IDをセキュリティキーとして利用するには、各Webサイトで事前に登録しておく必要があります。*GitHub.comならばユーザープロフィールから [Account security] → [Security Key] → [Register new security key]で登録できます。

GitHubでセキュリティキーとしてiPhoneを登録

実際にはTouch ID/Face IDが搭載されているiPhone/iPadデバイスがセキュリティキーとなり、アカウントに紐付けされます。

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