AppleがmacOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave向けに「セキュリティアップデート 2020-003」および「Safari 13.1.1」アップデートを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年05月26日、新しいバッテリー状態管理機能を搭載した「macOS Catalina 10.15.5 Build 19F96」をリリースしましたが、現在もサポートを続けているmacOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojaveに対しても複数の脆弱性を修正した「セキュリティアップデート 2020-003」および「Safari 13.1.1」を公開しています。
セキュリティアップデート2020-003 10.14.6 –– 再起動が必要です
- セキュリティアップデート2020-003をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
Safari 13.1.1
- Safari 13.1.1アップデートはすべてのmacOS Mojave/High Sierraユーザに推奨され、問題の修正およびセキュリティの改善を含んでいます。
リリースノートより
本日提供されたセキュリティアップデート適用後のBuildナンバーは以下の通りで、macOS 10.14 MojaveではCVEベースで28件、macOS 10.13 High Sierraは27件の脆弱性が修正されており、中には悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される危険性のある脆弱性も修正されているので、ユーザーの方は時間を見つけてアップデートすることをおすすめします。
Version Build |
macOS 10.12 Sierra |
macOS 10.13 High Sierra |
macOS 10.14 Mojave |
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2019年07月29日の アップデート |
macOS 10.12.6 16G2128 |
macOS 10.13.6 17G8030 |
macOS 10.14.6 18G87 |
2019年09月26日の アップデート |
macOS 10.12.6 16G2136 |
macOS 10.13.6 17G8037 |
macOS 10.14.6 18G103 |
2019年10月29日の アップデート |
サポート終了 | macOS 10.13.6 17G9016 |
macOS 10.14.6 18G1012 |
2019年12月10日の アップデート |
macOS 10.13.6 17G10021 |
macOS 10.14.6 18G2022 |
|
2020年01月28日の アップデート |
macOS 10.13.6 17G11023 |
macOS 10.14.6 18G3020 |
|
2020年03月24日の アップデート |
macOS 10.13.6 17G12034 |
macOS 10.14.6 18G4032 |
|
2020年05月26日の アップデート |
macOS 10.13.6 17G13033 |
macOS 10.14.6 18G5033 |
- Apple security updates – Apple Support
コメント
10.13もこれで初リリースから2年8か月。もうじき更新終了。かつては初リリースから4年過ぎても更新することがあったけど(10.3・10.4・10.6)、最近じゃとんと聞かなくなった。
10.14.6 Mojaveだけどこれで安定しますかねぇ
セキュリティ以前な怪しい挙動があちこちに出ていたので
DTM & 液タブなので一つ遅れな環境