AppleがmacOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave向けに「セキュリティアップデート2019-006/-001」を公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年10月29日、写真やメッセージ、ミュージックアプリの不具合を修正し、iTunesライブラリのデータベース移行の信頼性を向上させた「macOS Catalina 10.15.1 Build 19B88」をリリースしましたが、同時にセキュリティサポートを続けるmacOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave向けに「セキュリティアップデート2019-006」および「セキュリティアップデート2019-001」を公開しています。
macOS 10.13 High Sierra
- セキュリティアップデート2019-006をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
macOS 10.14 Mojave
- セキュリティアップデート2019-001をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
リリースノートより
今回のアップデートではmacOS 10.12 Sierraのセキュリティアップデートは提供されなかったことから、これまで同様にセキュリティアップデートは最新のmacOSから2世代前のmacOSまでとなっており、macOS 10.12 Sierraのセキュリティアップデートは09月に提供された「セキュリティアップデート2019-005」がラストアップデートとなったようです。
本日提供されたセキュリティアップデート適用後のBuildナンバーは以下の通りで、セキュリティアップデートの提供が終了したmacOS 10.12 SierraからmacOS 10.13 High Sierraへのアップグレードを検討されている方は、High SierraではAppleの新しいファイルフォーマット「APFS」やポップアップ表示後30分以内に承認しなければならないセキュリティ機能「SKEL」が適用されることに注意してください。
Version Build |
macOS 10.12 Sierra |
macOS 10.13 High Sierra |
macOS 10.14 Mojave |
---|---|---|---|
2019年07月29日の アップデート |
macOS 10.12.6 16G2128 |
macOS 10.13.6 17G8030 |
macOS 10.14.6 18G87 |
2019年09月26日の アップデート |
macOS 10.12.6 16G2136 |
macOS 10.13.6 17G8037 |
macOS 10.14.6 18G103 |
2019年10月29日の アップデート |
サポート終了 | macOS 10.13.6 17G9016 |
macOS 10.14.6 18G1012 |
- Apple security updates – Apple Support
- macOS 10.13 High Sierraへアップグレードする前の注意点まとめ。
コメント