ビデオ会議サービスZoomのMac用クライアント「Zoom Meeting for Mac」が次期アップデートで再び仮想カメラをサポートすると発表しています。詳細は以下から。
ビデオ会議サービス「Zoom」などを提供するZoom Video Communications, Incは現地時間2020年05月22日、Zoom MeetingのMac用クライアント「Zoom Meeting for Mac」の次期v5.0.4アップデートで再び仮想カメラをサポートすると発表しています。
Re-enable virtual camera support
Support for virtual cameras will be re-enabled for users on client version 5.0.4.New updates for macOS – Zoom Help Center
Zoom Meeting for Macは今年04月にインストーラーがユーザーの承認を得ずにアプリをインストールする問題や権限昇格などのセキュリティ問題が発覚するまでサポートしていましたが、その後はセキュリティを優先するとしてv4.6.10以降で非サポートとなっていました。
Removed virtual camera support
Zoom has temporarily removed virtual camera support.Zoom Meeting for Ma v4.6.10のリリースノート
しかし、仮想カメラが非サポートとなったことで、ライブ配信アプリOBS StudioやBlackmagic Capture、iPhoneやAndoridをリモートカメラとして利用するSnap Camera、CamTwistなどの仮想カメラがZoomに接続できない状態になり、最終的にユーザーの間ではZoomのコード署名を削除したり、Zoomをダウングレードする手法が提案され、セキュリティ的に懸念されていましたが、この問題は「Zoom Meeting for Mac v5.0.4」で解決するようです(Windowsクライアントは現在もサポートしています)。
Zoom Meeting for Mac v5.0.4のリリース日は現地時間05月24日となっていますが、Zoomのリリース日は約1日ずれるため、日本時間では05月26日の火曜日頃になると思われます。
追記
現地時間2020年05月25日に仮想カメラを再サポートした「Zoom Meeting for Mac v5.0.4」が正式にリリースされました。
- Release Notes – Zoom Help Center
- ダウンロードセンター – Zoom
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