AppleがiCloud Driveフォルダ共有をサポートした「iCloud for Windows v11.1」環境で、0KBファイルが出来てしまい、フォルダが共有できない不具合があるとしてサポートドキュメントを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年05月12日、Windowsユーザー向けに、05月上旬に公開したiCloud Driveフォルダ共有サポートのWindows用iCloudクライアント「iCloud for Windows v11.1」で、エラー・メッセージ“The folder cannot be shared (このフォルダは共有できません)”が出現し、iCloud Driveのフォルダが共有できない不具合があるとしてサポートドキュメントを公開しています。
Here’s what to do if you see an error message that says “The folder cannot be shared from this device because it contains files that are not downloaded. Please share using an iOS or macOS device.”
If you see ‘The folder cannot be shared’ when you use iCloud for Windows 11.1 and later – Apple Support
この問題は、macOS 10.15.4 CatalinaやiOS 13.4のBeta版と同じく、共有できないフォルダ内に0KBファイルが作成されているのが問題のようで、「このフォルダにはダウンロードされないファイルが含まれているため、この端末から共有することは出来ません。iOSまたはmacOSデバイスを使用して共有してください」というメッセージが表示されるそうで、
Appleはこのようなメッセージが表示された場合、以下の手順で0KBファイルを移動して、もう一度iCloudファイル共有を試してほしいと記載しています。
対処法
- Windows File ExplorerからiCloud Driveを開きます。
- 共有したいフォルダ内に0KBサイズのファイルがないか探します。見つからない場合はサブフォルダも探してみてください。
- そのファイルをiCloud Drive内の別の場所にドラッグ&ドロップします。
- 共有したいフォルダに戻り、フォルダを右クリックして[常にこのデバイスに保存]を選択。フォルダ内の全てのアイテムのダウンロードが始まり、ダウンロードが完了するとチェックマークが表示されます。
- もう一度、共有したいフォルダを右クリックしてして[iCloud共有]を選択。これで友人や家族、同僚とフォルダを共有することが出来ます。
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