October 2018アップデートを適用したWindows 10がBoot Campアシスタントを利用してMacにインストールできないなどの不具合が発生しているそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年12月17日、システム管理者向けに複数のサポートドキュメントを公開し、October 2018アップデートを適用したWindows 10 (October 2018 Edition)とAppleのBoot Campアシスタントに互換性の問題が生じていると発表しています。
While installing Windows 10 on your Mac with Boot Camp Assistant, the application might freeze or show ‘Boot Camp installation failed’ along with another error message. Find out how to resolve this issue and install Windows.
If Boot Camp Assistant stops responding or says ‘Boot Camp installation failed’ – Apple Support
不具合
Appleによると、Boot Campアシスタントを利用してWindows 10 October 2018 UpdateをMacにインストールしようとすると、Boot Campアシスタントがフリーズするまたは「インストールに失敗しました」等のエラーメッセージが表示されるそうで、これは最新のmacOS MojaveへMacをアップグレードした後にBoot Campを利用すれば問題ないそうですが、
もし、それ以前のmacOSで最新のWindows 10を利用したい場合は、一度ディスクユーティリティを利用してOSXRESERVEDとBOOTCAMPパーティションを削除(単一パーティションのエラーを修復)し、Microsoftの公式サイトからWindows 10 April 2018 Updateをダウンロード&Boot Campアシスタントを利用してインストール、その後October 2018 Updateを適用するように求めており、既にApple Support Communities[1, 2]にも同様の質問が投稿されているので、MacでWindows 10を利用したいユーザーの方は気をつけてください。
おまけ
また、AppleのFusion Drive (HDD)を搭載した以下のモデルのiMacにBoot Campアシスタントを利用してWindowsをインストールしている場合は、一度BootCampパーティションを削除しなければmacOS 10.14 Mojaveへアップグレードできません。この不具合は2018年12月18日時点で最新のmacOS 10.14.2 Mojaveでも未修正です。
- 3 TB のハードドライブを搭載した iMac (27-inch, Late 2012)
- 3 TB のハードドライブを搭載した iMac (27-inch, Late 2013)
- 3 TB のハードドライブを搭載した iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)
コメント
もう、UEFIとしてWindowsインストールしたほうがいいんだろうな。
先にWindowsインストールしないとmacOSとデュアルブートできないけど。
先日、我が家にはマック一台とウインドウズ一台しかなくて、マックでwindows 10インストーラのディスクを作って嫁さんのwindowsにwindows10を入れようとして困ったことがあります。
結論から言うと、BootCampアシスタントでApril 2018エディションのISOを使ってインストーラディスクを作ればすんなり行けました。
これはインストールイメージのISOの言語によるとは思いますが・・・
BootCampアシスタントで、October 2018アップデートのインストーラディスクを作ろうとしても、容量が足りないだとかのエラーがでて作れません。この理由はどうやらinstallファイルの中に4ギガを超えるものがあり、そこでコケているらしい。Fat32には一ファイル4GBの制限があるため、たぶんそこ辺りが理由。
なお、Macでwindowsを起動できるディスクを作るには、MBR付きのFat32フォーマット一択です。exfatでフォーマットされたディスクはwindowsで起動できません。NTFSなら可能かもしれませんが、このフォーマットはDisk Utilityではサポートされておらず、起動可能なNTFSのディスクを作るには別途有料ソフトが必要。