Appleがインターネット経由で離れたMacのフォルダや画面にアクセスできる「どこでもMy Mac」サービスを終了しサーバーをシャットダウンています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年07月01日、06月にアナウンスしていたとおり、インターネット経由でiCloud(当時は”.Mac”)を利用しているApple IDで紐づけされたリモートのMacのフォルダや画面にアクセスすることができる「どこでも My Mac」サービスを終了しています。
どこでも My Mac機能は2007年にリリースされたMac OS X 10.5 Leopardからサポートされ、AppleのApple Wide Area Connectivity Service(Wide-Area Bonjour:4488ポート)がWell-knownポートとして使用され、AppleのWi-Fiルーター「AirMac」シリーズがこれに対応していましたが、現在は販売を終了しています。
どこでも My Mac機能はmacOS 10.14 Mojaveから設定が廃止されているものの、それ以前のmacOS 10.13 High Sierraでは現在も設定がシステム環境設定アプリの[iCloud]パネルに残っていますが、Appleは「どこでも My Mac」のサポート終了に伴い、紐づけされたApple IDを持つ複数のMacをマッチングするサーバーをシャットダウンしているので、これにより全てのmacOSでサービスが利用できなくなっています。
おまけ
Appleは「どこでもMy Mac」の代替サービスとしてiCloud Driveや画面共有、Apple Remote Desktopを活用するようにコメントしており、GoogleのChrome リモート デスクトップやEdoviaのScreens Connectなどサードパーティサービスあるので、必要な方はそちらを試してみてください。
- Support – System Status – Apple
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