Microsoftは2019年末以降、Microsoft AutoUpdate経由での「Office for Mac」のアップデートサイズを大幅に削減したようです。詳細は以下から。
Microsoftは2019年末、同社のオフィススイートOffice for MacやMicrosoft Edgeブラウザのアップデートを提供する「Microsoft AutoUpdate (以下、MAU)」アプリをアップデートし、新しいエンドユーザーエクスペリエンスが利用できるようになったと発表していましたが、
この後、MAUを通して配布されるOffice for Macのアップデートサイズがかなり縮小されているのが気になり調べていたところ、Microsoftは昨年末(09月~10月)にかけて、MAUをアップデートするとともに、配布方式とサーバー側のアップデートも行っていたそうで、
JamfのWilliam Smithさんや、Microsoft Office for MacチームのAkshay Bakshi&Derek Snookさんによると、Microsoft AutoUpdateチームは昨年末以降、MAUを通して配布するセキュリティーアップデートの配布方式を変更し、ダウンロード帯域を50,000TB以上削減し、データセンターの使用率と運用コストを抑えることに成功したそうです。
Reducing the size of updates is a BIG deal for how quickly we can get users the latest features and security fixes. Also, decreases data center utilisation+costs, which results in less impact to the environment. #Office365 #Microsoft365 https://t.co/GnTsdBSvkh pic.twitter.com/wDk7AA0WRY
— Akshay Bakshi 🎉 (@AgentAkki) December 6, 2019
Smaller updates have saved over 50,000 TB in download bandwidth. Outstanding work by the Microsoft AutoUpdate team! #OfficeforMac #MacAdmins https://t.co/Zcjsv7gOQQ
— Derek Snook (@derek_snook) December 6, 2019
MAUアップデートでどの様は配布方式の変更が行われたかは不明ですが、このデプロイはMAUを通してのみ可能でMac App Storeバージョンのアップデートは削減されていないそうなので、Office 365 Personalサブスクリプションを購入されている方は、MAUへ変更してみてもいいかもしれません。
- Monthly Update Download Size – Mac Admins
- Release history for Microsoft AutoUpdate (MAU) – Microsoft Docs
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